社会問題小説・評論板

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耐えられないけど耐えるんです
日時: 2013/09/30 01:47
名前: うさ (ID: mnPp.Xe.)

僕は 貴崎 沙織。
いじめにあっています。

一人称が僕だから??
人より頭が悪いから??

理由はわかりません。

でも僕は、僕には皆にはない物をもっています。
それは何だか内緒です。

だってさ、それを知るころにはみぃんな

死んじゃうんですから。

Re: 耐えられないけど耐えるんです ( No.1 )
日時: 2013/09/30 01:56
名前: うさ (ID: mnPp.Xe.)

僕は女子の中でも特別頭が悪い

高校生にもなって0点常習犯
「うっわwあいつまたあんな点数とってる」
また今日もバカな女子がイジメにきましたね

藤堂 菜々子
いつも僕をイジメてくる暇人の中のリーダー
顔もブスなくせに性格もブスなら可愛いとこなくなっちゃうよ

「あ、」
菜々子にテストを取って僕の前で破り捨てた
菜々子は満面の笑みで口元を押さえた

「どぉ??今日のいじめも楽しいでしょ」
「別に、僕、テスト捨てようとしてたから
手間が省けたよ」
いじめは反応が薄い方がいい。
相手の反応に乗るとエスカレートする。

どう??僕いじめにはなれてるんだ。
家でもいじめられてるからね。

Re: 耐えられないけど耐えるんです ( No.2 )
日時: 2013/10/01 00:10
名前: うさ (ID: mextbE/J)

いじめられ歴 13年 いじめ歴 未経験

つまり僕は5歳の頃からずっといじめられてきた
親にね、
それは世間一般では虐待というらしい。
それに気づいたのは小学3年生のとき。

その頃には学校でもいじめられていた。

毎日学校で陰口を叩かれ
嫌がらせを受けてくたくたになりかえってくると

家では父親と母親の口喧嘩を聞き
父親に殴られ
母親にしかられる

物に当たるのもいいところだ
次第にはストレスを溜めていき
僕の身体の中は腐りきったストレスが住み着いた

「貴崎ってさ、本当キモいよねw」
「ほんとほんとぉ、なにやっても黙ってるし殴っても反応なしだもんねぇ」
「いじめられっ子の対象者って感じw」

駄目だ。ここで挑発にのったらもっとエスカレートする
我慢しろ。

「ねぇねぇ、貴崎をさ、殺してみようよ」
1人のクラスメートがにやりと口角をあげて見せた

Re: 耐えられないけど耐えるんです ( No.3 )
日時: 2013/10/09 19:00
名前: うさ (ID: 4pC6k30f)

「あ、殺すっていっても地味にさ」
「いいねwじゃーこーゆーのとか」

1人のクラスメートの浅原 鈴音がカッターナイフで
僕の頬を切った

「うぁ」痛みに顔を歪めるとクラスメートたちはクスクス笑みを浮かべた
それもそのはず、
いじめられて一度もそーゆー反応を浮かべなかったんだ
だから楽しいのだろう。

「俺も俺もー」
「あ、ずるいー私もー」

こうして僕はクラスメートに好き放題された。
殴られたり
脱がされたり
吐き気のするようなことが

毎日
毎日 続いた

苦しくて 悲しくて ここから抜け出したくて
はじめてだ。こんなこと。

ねぇ。いいの?
こんなに僕をいじめると、

怒っちゃうよ?

Re: 耐えられないけど耐えるんです ( No.4 )
日時: 2013/10/10 11:20
名前: うさ (ID: 4pC6k30f)

あれは今から3年前だったか。
僕はよく覚えていません。

でもあの事件が起こったあとのことならよく覚えています
あの事件のあとはとにかく血まみれだった
肉片と真っ赤な赤だけが目に写った。

もうそろそろ限界だよ。

「ねぇ。時哉。」
自分の部屋の片隅でそう呼び掛ける。

_あれ?どうしたの?君から俺を呼んでくれるなんて珍しいね_
時哉と呼ばれるその人はクスリと口角を上げた

「辛いんだ。助けて…」
_ふぅ〜ん。あの日は怖くて僕を封じ込めた癖に助けてなんて言っちゃうんだ_
「あのときは…ごめん…でもこわかった」
_まぁ、でも佐織は弱虫だからね。俺と佐織は一心同体なのになぜこうも違うのか_

_いや、まあ違うから俺を生み出せたのかも…_
時哉は難しそうなことを言ってうーんと指に顎をのせた
「ん?なにいってんの?」
_しかも沙織馬鹿だしね_
「は!?」
あまりの不意打ちに声を上げた。

僕と時哉は同一人物だ。

僕が時哉で 時哉が僕
僕がストレスを溜めすぎるといきなり彼がやって来て僕の体を奪うんだ

それから僕は周りが見えなくなって気がついたら血塗れの場所にいる
つまりこれは二重人格だ。

僕はストレスを溜めて時哉はそれを発散する。
そういうこと。

_じゃあいつ入れ替わろうか_
「明日でいいよ。」
_おっけー。久々の外楽しみだなー_

そして僕らは眠りについた。


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