社会問題小説・評論板
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- あなたが嫌い
- 日時: 2013/10/19 20:49
- 名前: あいえお (ID: 14pOvIO6)
登場人物
上川 江美(かみかわ えみ)
和田 優(わだ ゆう)
上村 桜(うえむら さくら)
前田 琴美(まえだ ことみ)
プロローグ
同じグループの優と桜と琴美。
江美は琴美のことが大好きで琴美も江美のことが大好きの大親友。
でも世界は複雑だ
- Re: あなたが嫌い ( No.1 )
- 日時: 2013/10/19 20:55
- 名前: あいえお (ID: 14pOvIO6)
1
江美「今日、雨だから早くこれた♪」
私がそういうと琴美もつられ
琴美「私も今日学校送ってもらったよー」
江美「だよね〜」
琴美、江美「あ、おはよう。優ちゃん。桜ちゃん。」
優、桜「おはよ〜。」
琴美「ね〜ね〜あとさ〜」
優「琴美ちゃん。なんか私たち離れてない?2、2になってる。
それでもグル〜プ?ぬけたいの?」
桜「ぬけたいの?」
琴美「いや、そういうわけじゃないけど…。」
江美「生意気だよね。優ちゃんと桜ちゃん」
琴美「優ちゃんは自己中桜ちゃんは空気読んでるだけ。」
江美「本当に大っ嫌い。」
琴美「だよね。」
ここも気が合う。
江美「私本読もう〜♪」
琴美「もう、用意終わったの!?早い〜」
とまあこんな感じでいつもなかよしだ。
優「あのさ…ひそひそ」
桜「うん…ひそひそ。」
休み時間
江美「琴美ちゃん優ちゃん桜ちゃん遊ぼう〜」
優「・・・」
桜「・・・」
琴美「・・・;」
無視して通った。
江美「何…!?」
江美は急に寒気を感じた。
- Re: あなたが嫌い ( No.2 )
- 日時: 2013/10/20 07:09
- 名前: あいえお (ID: 14pOvIO6)
2
その日からずっと本を読み続けた。
「ただいま」
『プルウウウウウウウウウウウウ』
電話がなっている。
「はい。上川です。」
『あ、江美ちゃん?』
「琴美ちゃん!」
『最近無視ばっかりしてごめん。』
「う、うん。」
『実は優ちゃんと桜ちゃんに江美ちゃん嫌いって言ってて避けようってなったの。』
「なんで嫌いなのかな…。」
『いつも本ばっか読んでてつまらない。とか前用意終わった後本読んでたじゃん。優ちゃんと桜ちゃんいっつも江美ちゃんが遅れたら手伝うみたいなんだけど手伝ってくれないみたいだから嫌いとか』
「そっかあ…。」
『うん』
「でも、琴美ちゃんは優ちゃんと桜ちゃんは好きなの?」
『大大大っ嫌い。』
「だよね。このことはヒミツにしようね」
『もちろん!』
- Re: あなたが嫌い ( No.3 )
- 日時: 2013/10/24 17:52
- 名前: あいえお (ID: 14pOvIO6)
3
ずっとほっといてこの日が来た。
優「ちょっとホールに来て。」
桜「来て。」
江美「うん。」
琴美「私は?」
優「いい。」
琴美「う、うん」
ホール
優「江美ちゃんは本と友達どっちが好きなの?」
江美「友達だよ」
優「じゃあなんで本ばっかよんでたの?」
江美「誘うのが苦手なの。」
優「じゃあね。これからちゃんと誘う心を付けなきゃ。」
江美「うん」
優「いままで私たちはね。江美ちゃんを実験してたの。」
江美「そうなの」
桜「これからちゃんと遊んでよね。」
江美「はい。」
またもとの日々に戻った。
江美「ふふふ〜ん♪優ちゃん遊ぼう…。」
琴美「あそぼ!…。」
優「うん。」
優「江美ちゃんと桜ちゃん来て!」
琴美「うちは?」
優「いい。」
琴美「…。」
江美「なに?」
ホールに連れて混まれた。
優「私、琴美ちゃんのこと嫌いなの。ずこずこ話に入ってくるしなんかあの性格好かんわ〜」
桜「うん。うん。」
優「江美ちゃんも一緒に無視したりさけたりするよね!」
江美「え…。」
江美の心の中:琴美ちゃんは大親友。でもこのグループぬけたらやばいし。
江美「いいよ・・・」
優「そうこなくっちゃああ」
桜「だよねぇ!」
こうして、優と桜と私…の琴美を避ける作戦が始まった。
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