社会問題小説・評論板
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- 暗黒サイト
- 日時: 2013/11/10 16:55
- 名前: 舞桜 (ID: ???)
2013年 春…ここで 凛の新しい高校生活が始まろうとしてい
なかった。
- Re: 暗黒サイト ( No.1 )
- 日時: 2013/11/10 17:05
- 名前: 舞桜 (ID: ???)
「ぅわー!入学早々 遅刻するー!!」
そう言いながら 駅の階段を飛び越え 電車に駆け込む私 辻里 真奈。
今日から高校1年生です。
「ふぅ…なんとか間に合った……」
「おぉ 確か入学してくる…辻里だったかな?」
「はい!そうです!!」
「名簿は見たか?」
「あ 見てません」
「見てこい!!」
怒鳴られ 名簿を見に行った。すると 私と同じくらいの年齢の少女がスマホ片手に名簿を見ながら座っている。
「あのー」
「ビクッ」
ボトッ
びっくりしてスマホを落とす少女。何者なのだろうか。
「………」
何か物言いしそうな顔で立っている。
と 口を開いた。
「はじめまして。私 鈴川 南美。何処のクラス?」
それは いままでに見たこともないような笑顔で とても可愛らしかった。
「えっ 何処のクラスって……あっ!4組!!」
「くすっ…」
「何が可笑しいの?」
「何でもないよ?」
「そう 同じクラスだし 行こうか」
「おぅけぃ」
これが 友達の始まりだった
- Re: 暗黒サイト ( No.2 )
- 日時: 2013/11/10 17:14
- 名前: 舞桜 (ID: ???)
**
学校生活が暫く立って 私と南美は親友となった。
「ねぇ 学校掲示板って アクセスしたことある?」
「んー?無いかなぁ」
「面白いよ〜 なんかクラス別みたいに分かれてて。」
「あ じゃ 安心だねー アクセスしてみる!」
そう言い 南美と別れた。家に着くと真っ先にパソコンを開いた
「えーと 星那高校掲示板…」
「お あったー」
そこには
『星那高校掲示板 1−1…1−2…1−3…1……』
というふうに分かれていた。
「カチッ…」
迷わず4組をクリック。
「……………お?」
そこには クラスメートの履歴がたくさん残っていた。
「南美だー!何々?………プリン美味しいです だってー あはは」
「私もコメントしてみよ」
『はじめまして!ていうか こんにちは? 真奈でーす☆ヨロピク♪』
「こんな感じでいいのかな?なんかウザいけど…」
「押しちゃえっ」
カチッ
画面は『投稿有り難う御座いました』という文字に切り替わった。
「これからもやってこーっと」
続く
- Re: 暗黒サイト ( No.3 )
- 日時: 2013/11/11 20:23
- 名前: 舞桜 (ID: ???)
「………………ん?何これ」
私はパソコンを開き 独り呟く。
今は休日。掲示板にも慣れた。
「……………『夢の街★スターシティ』?」
カ
チッ
ゆっくりクリックする
いきなり画面はメルヘンな画面に変わる
「…………おぉ…」
自分のキャラを作ろう!
その声と同時に画面が瞬時に変わる。
ストレートヘアの女の子…ショートカットの女の子…ツインテール…ポニーテール…三つ編み…など まだまだ沢山の女の子キャラの髪型があった。
私はとりあえずストレート ロングタイプに した。色は赤茶で。
コーデを 選んでね♪
すると 黒革パーカー付き赤チェック柄ロンT&黒サスペンダーがくっついている黒革短パンが目立つ洋服…ロリータのような 胸元のピンクのリボンが目立ったフリルワンピース…それに対してゴスロリのようなものもあり…新しいファッションから古いファッションまでもがあった。
私は うさミミ黒フリルロックパーカー 水玉柄の紺色ロンT(襟にフリル付き&リボン付き) 黒フリルスカート ボーダーニーハイ 厚底ゴシックブーツを組み合わせてコーデした。
顔を選んでね♪
ロリ顔のような顔や目がキッとなっている顔 メイクが沢山している顔など 沢山あったが 私は目がパッチリしている可愛らしい顔を選んだ。
続く
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