社会問題小説・評論板
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- はろーはわゆ
- 日時: 2013/12/05 19:57
- 名前: カリン ◆WACHDTB54w (ID: 2CRfeSIt)
こんにちは。
カリンと申します。
主に、コメライで書いてました。
イジメ系を書きたいです?!
生暖かい目で宜しくお願いします。
ーーーー
その時少女は走った。
恐怖から逃れる為に。
ネジの飛んだ自分の運命から逃れる為に。
すべてを吹っ切る為に。
ダメなのは分かっている。
人に好かれたい。
それは願望。
一年前……どこから狂ったんだろう。
私の運命。
- Re: はろーはわゆ ( No.1 )
- 日時: 2014/05/11 15:58
- 名前: カリン ◆WACHDTB54w (ID: b5YHse7e)
5年2組ー少女はきちんと確認し、教室に入った。
少女は、柴田 夏希。
今日五年生になったばかりだ。
そして、その中にいた一人の少女を発見し、固まった。
「亜美ちゃん…?」
五十嵐 亜美。
女子達のボス的存在で、グループでイジメをしていた。
……まさか、同じ組だとは。
夏希は比較的気が弱く、イジメの標的になりやすい。
すると亜美はクルリと振り向いた。
「あら。 私の名前を知っているのね。 私は知らないけど。」
そしてニコリと笑った。
夏希は笑えない。
「気軽に呼ばないで。 …貴方は?」
亜美に聞かれ、
「ひ、柴田 なちゅ、夏希です。」
噛みながら答えた夏希。
亜美は目を細めた。
その後亜美は取り巻きに連れられ、夏希の居ない所で、『次の犠牲者』を決めていたー
「ねぇ、誰か丁度いい奴居ました? 亜美様。」
ぶりっ子、と影で言われている理亜が言った。
理亜は、イジメられる事は無い。
亜美と一年生からクラスが一緒で直々の部下だからだ。
「楽しみですね。」
まだ使いっ走りー一応仲間の女子達が言った。
使いっ走りはまだ油断出来ない。
いつ手のひらを返されるかわからない。
すると亜美は不適に笑った。
「丁度いい奴、居るわよ。」
- Re: はろーはわゆ ( No.2 )
- 日時: 2014/05/11 16:01
- 名前: カリン ◆WACHDTB54w (ID: b5YHse7e)
「えええっ!? 誰ですか…」
使いっ走りの一人、中川 みどりが言った。
すると亜美は理亜にそっと耳打ちした。
「ああ。 いいよ」
「お楽しみの始まりよ!」
そして亜美は叫んだのだった。
ーーー
「べくしっ!」
白井 くみんは、クシャミした。
くみんは不安になった。
誰かが噂しているのかー?
教室の後ろでは女子軍団がなにやらこそこそ話している。
くみんは後ろにいた城田 昴に言う。
「ううう、寒気がする」
「だよなー……なに話してるんだろうな」
- Re: はろーはわゆ ( No.3 )
- 日時: 2013/12/15 11:59
- 名前: 。 (ID: 17jRVk42)
シンプルな展開で読み易いです。
- Re: はろーはわゆ ( No.4 )
- 日時: 2013/12/26 22:40
- 名前: カリン ◆WACHDTB54w (ID: /..WfHud)
。さんありがとうございます(*^^*)
ーー
「くみんちゃん。 屋上に来てね。」
亜美が言った。
ああ。
悪い予感が的中してしまった。
くみんは友達がいなかった。
だから、いつかこうなるのだと分かっていた。
「はあ…」
亜美には逆らえないのだ。
ーー
夏希が亜美のグループに引き込まれた。
実は、くみんと夏希は1年生の時からのクラスメイトで、そこそこ中も良かった。
「次のターゲットはぁ、ウザいくみんだよぉ?」
理亜が言った。
くみんがターゲットだときいて、夏希は震え上がった。
くみんに教えるべきか……
「じゃあ、なにするんですか?」
荒井 琉璃が言った。
使いっ走りの一人。
「うーん。 亜美様に聞かないとぉ。 亜美様ぁ?」
理亜が亜美に聞いた。
「まず基本の水掛っしょ! あ、イジメたく無い人いる?」
亜美が言うが、イジメたく無い人=次のターゲット。
当然手を挙げる人はいない。
「じゃあ、行間休みに。 屋上に呼びたしたから。」
ーー
「くみん!」
夏希がくみんに声をかけようとしたが、女子の視線が痛い。
…だめか。
一時間目ー二時間目ーとすぎてゆき、行間休み。
「こっちきて。」
グループ+くみんでゾロゾロ屋上に行く。
ー亜美は、こんな性格のくせして男子には優しいんだからー
夏希は思った。
屋上に突いた。
「そぉれ!」
理亜がバケツの水をかけた。
ビショビショになるくみん。
何人かが息を飲む。
くみんはー?
何も言わない。
ガマンすればー……と少し期待しているから。
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