社会問題小説・評論板

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涙の裏側。
日時: 2013/12/22 02:33
名前: 愛美@いちごみるく IN率低下中 (ID: jyIji0vi)

#プロローグ

私は涙を流した。

きらりと光って

そしてぽたりと落ちてった。

それはまるで私に消えろって言ってるみたいでかなしかった。

Re: 涙の裏側。 ( No.1 )
日時: 2013/12/22 03:29
名前: 愛美@いちごみるく IN率低下中 (ID: jyIji0vi)

#1
1.汚い友情。

あぁあ。
寒い。
12月上旬の今。
霜が降り葉っぱの緑も白に変わったころ。
安藤 優梨愛
は真っ先に学校へ向かっていた。
優梨愛はいじめにあってるわけでもないだからといって人気者でもない落ち着いた中学生で。
優梨愛は普通の中学生とは違う。
お金持ちのご令嬢さん。
そしてこの市内で行われた美人コンテストでみごと最優秀賞まで取った者だ。
容姿なんてほかの子と比べたらかわいそうなほど優梨愛は美人なのだ。
学校について下駄箱に靴をしまおうとすると出てくるのはラブレターの山。
・・・こんなによめねぇっつーの。

「優梨愛ちゃん!おはよ!」
「おはよう」
「安藤さんおはよ」
「おはよう」

教室につき席に座ると待っているのは女子の群れ。
人気者でもない彼女になぜ群がるのかはなぞだ。
席をサッとたち鞄をしまおうとすると待っているのは男子の群れ。
もうこんな生活はこりごりなのだ。

「そうそう!あんど・・・優梨愛ちゃん!これしってる?」

1人のクラスメイトが携帯を見せる。
文字がダーッと書かれている。
読むこっちも一苦労だっつーの!

「・・・これはなに?」
「これね!なんでも願いがかなうおまじない!」

むりむり。
おまじないとか信じないタイプだし。
めんどくさいなぁ・・・


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