社会問題小説・評論板
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- あめのちはれ きっとはれるかな
- 日時: 2014/03/09 11:47
- 名前: はかなきゆめ (ID: QYM4d7FG)
何もできそこない作者のはかなきゆめがえがく小説
「あめのちはれ きっとはれるかな」
キャラクターなどいません。自由です、日に日によっては変わりますから。
では話のもくじからいきます
一話 「はればれとしたあたたかい春の日」
二話 「こごえるように寒い日に変わった春」
三話 「涙のようにふる君とつなぐ雨」
四話 「ゆがんだゆめと赤いかさ」
五話 「運命のせんたくし」
六話 「プロローグ かのじょはえいえんに」
それではどうぞ
- 1話 ( No.1 )
- 日時: 2014/03/09 12:05
- 名前: はかなきゆめ (ID: QYM4d7FG)
はればれとあたたかい日差しがさしこむまどの外。
今日は春、4月16日です。
「ふあぁ…今日もいい天気だなあ」
めいちゃんはすぐ起きてご飯を食べ登校しに行ってしまいました。
**in三年二組教室**
「おはよう」
いつもはみんなおはようと言ってくれますが今日はクスクス言いながら、はんのうしてくれません。
「?」
めいちゃんはつくえへむかいました。
「ひどい。こんなことだれがやったの?」
つくえを見るとゆせいのペンで「きもちわるい」「死ね」「消えろ」などと。
そこでおさななじみのみきちゃんが言いました。
「あんたは本当にバカじゃないの?あんたはわたしたちのオモチャなんだよ?」
それにめいちゃんに勇子ちゃんが水をかけました。
「あんたはきたないからおそうじしてあげる。」
きたないモップを真子ちゃんが持っています。
「ほーら、ゴシゴシ。あらやだ、きったないのがきったないのにかかったからきったなーい。」
真子ちゃんも勇子ちゃんもまきちゃんもりかちゃんもさくらちゃんもみんなも大笑いしていました。めいちゃんはなんだかさびしくなってしまいました。
「どうして…みんな笑うの?こんなこと見ておもしろいの…?みんな、ひどいよ。最初はえがおでむかえてくれたのに…」
「ブスはだまっててよ!」
勇子ちゃんはぶーぶー言います。
「あんたはきったないんだよ!見てるだけではく気がするもん!」
真子ちゃんはハサミを持って言います。
「あんたのそのかみが一番いらつくんだよ!」
まきちゃんもぶーぶー。
「バーカ。体育もできないできそこない!お前のお母さん頭バカ!」
りかちゃんは笑いながら言います。
「…みんな、やめようよ?」
「あんたもまた、いじめられたいの?」
さくらちゃんが言うとまきちゃんがまたおこってぶーぶー言います。
「みんな…ひどいよ。」
2話に続く
- 2話前編 ( No.2 )
- 日時: 2014/03/09 12:18
- 名前: はかなきゆめ (ID: QYM4d7FG)
それからめいちゃんへのいじめはエスカレートしていきました。
あ、今日のお話はわたし、さくら目線です。
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「わたしが、わたしが何をしたって言うの…?」
めいちゃんはなきながら言っていました。
「あんたがとろくてさくらみたいだからよ!」
私は「えっ」と思いました。
「あんたのかみのけ長くてちょーいらつく!」
まきちゃんはへいきでかみのけを切っていきます。
「やめてあげなよ!」
思いっきり大きい声で言いましたが、まきちゃんは
「とろいくせに走れないで!あんたのせいで去年負けたのに!早いと言われてきた三年二組のはじさらしはだまっててよ!」
「うるさい!はしるはしるうるさい!たとえおそくたっていいじゃない!人のことも言えないじゃない!まきちゃんだってマラソン18位だったくせに!」
私はとにかくいいかえしましたが「だまってて」しか言いません。
「いやああああ!」
めいちゃんはおかっぱになってしまいました。
「ざまあみなさい」
まきちゃんは笑います。
「人の不幸は笑うくせに!自分だってやられたらやめてって言うくせに!あんたは何様なの?ちょうし乗ってるの?おひめさまきどりでふざけんじゃないわよ!」
わたしはやっぱりまきちゃんをしかろうとしました。
「うるさいわよ!これでもわたしたちが仲間に入れてやってんだから!」
「…」
いじめのことを言われるとわたしはやっぱりだまってしまいます。
「そーよ、はじさらしの女がふつうだったらこんなたいどじゃないでしょ!」
2話後編へ続く
- 2話後編 ( No.3 )
- 日時: 2014/03/13 17:02
- 名前: はかなきゆめ (ID: QYM4d7FG)
私は必死で言っても、もう真希ちゃんは反応しないただのバカになってしまったんだと思いました。
あ、これは私の過去の話で、今はちゃんと中2です。真希ちゃんも勇子ちゃんも仲がいいです。あ、話がずれましたね。それでは後編どうぞ!
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「たいどたいどうるさい!」
私は覚えていませんが何故か母親から言われたのは「アザだらけのの私が泣きながら真希ちゃんをカッターナイフで切りつけていたってことです。」
「あんたなんか、あんたなんか…そうよ。あんたがいなければきっといいんだわ。あんた、わたしのため…わたしのために消えて!」
右手ににぎられていたカッターナイフをまきちゃんへわたしはつきつけて言いました。
「ひぃっ!いやああああ!」
真希ちゃんに聞くと、「あの時一瞬私が殺されると思った。今、こんなことが起きたらもう確実に貴方に狩られていたかも」と冗談そうに笑っていました。
「痛い!」
まず気がくるったわたしはまきちゃんの顔に切りつけました。
血がたらたらたれてきてふつうははきけをもよおすとこですが、わたしはニヤニヤと笑ってました、わたし、気がいっちゃったのかしら。なんて今は流石に反省してますけど。
さて、芽衣。出番よ。
「はーい。」
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こんにちは、虐められている役を演じさせていただいてる芽衣です!
今度のお話「涙のように降る君と繋ぐ雨」は私、芽衣と今は外国へ転校してしまった真子、今も一緒で仲良しの真希、勇子、桜が登場します。
あ、「なんで漢字がこっちのほうが多いの?」え?訳?わけ話さなきゃいけないの?う〜ん…私達が中学生になったからです。
たまに入るのでよろしく!
ネタバレ
(。うましでんしはいめ)←面白くない人へのネタバレ。逆から読んでね。
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