社会問題小説・評論板
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- 存在意義
- 日時: 2014/03/18 19:52
- 名前: アザミ (ID: ztRXnpN9)
アザミと言います、初めまして。
拙い文章ですがとりあえず書かせてもらっていいですか。
とはいっても更新は凄く遅いと思います。
『フハッなんだコイツ下手過ぎるw』
くらいの気持ちでみていただければと。
- Re: 存在意義 ( No.2 )
- 日時: 2014/03/18 21:06
- 名前: アザミ (ID: ztRXnpN9)
どうも、アザミです。
これからも上のような拙い文を…小説とは言えないんじゃないかというのを書いていきたいと思います。
思ったこと・今までにあった会話・私の本音
そんな風なのを書いていければ…と…出来れば見てくださる人がいれば嬉しい限りです。
優莉…というのは主人公のようなものです。
まぁつまるところ、私のことなのですが笑
それでは…出来ればこれからもよろしくお願いします!
- Re: 存在意義 ( No.3 )
- 日時: 2014/03/18 22:36
- 名前: アザミ (ID: ztRXnpN9)
私は存在していいのかな。
1人の空間にいるといつも考えること。例えば友達に話しかけたら丁度同じタイミングで別の方向からその友達を呼ぶ声がした時、話しかけたのに応答がなかった時、隣の席の子が私を通り越した向こうをみようとして居る時、お母さんに仕事の愚痴を溢された時、片想いが叶わないと実感した時、キライだとはっきりと言われた時ももちろんのこと。
それはもうどんな時も。
存在意義____…
私が一生、ずっと苦しめられるのかな…と不安でいることだった、それは。ないものねだり…って言葉があるけどまさにそれなんだろう。私は私が持っていない存在意義を今日も求めているんだ。
私にはそれと言った過去もない。いじめられていたとか、虐待にあっていたとか。それっぽいことは…何も。被害者になった事がないのだ。しいていうなら…これはもう、あまり言いたくないことだけど加害者になったことならある、いじめの。まだいじめという言葉の意味すら知らなかった頃だけどそんなのはただのいいわけだろう。
昔からずっと人見知りで幼稚園の頃は外で遊ぶよりも中…外で遊ぶとしてもひとりで砂遊びをしていた、そんな記憶しかない。かと言ってそれが辛かったか…と聞かれてもノーだ。それが私にとっての普通であり、今でもそれに近いものがあるだろう。
ひとりというのは決して悪くない…私が何度も自分に言い聞かせてきた言葉。というか、私がひとりなのは仕方のない事であり必然とかそういう類のものなのだ…きっと。
何せ私には存在意義がないのだから。…否、ひとりだから存在意義を見出せないのかもしれない。
私を必要としてくれる人がいるか…と自分の心に問うてみても返事は返ってこないだろう。だってそんな人はいないのだから。家族だって別に私に何も言わない…私がいなくなればお母さんは楽になるだけだろう。友達は…そもそもそんなものすら、いるのか?と言ったところだ。友達と言う言葉は説明に楽なのでよく使っているが。心からそう思える人は、そう思ってくれる人は私にはいない。他に…他に何があるというのだ。恋人なんてもってのほか…だぞ?
私には必要としてくれる人がいないんだ。
生きている目的も、夢もない。そう、あの歌詞にあるような…夢のひとつも見れないくせに…だ。前には恋をしているから生きているのだとそんなことを言っていた気がする。けれどそんな恋だって迷惑がられるような片想いなんだ。笑えてくる…
かといって私は死のうとか死にたいとか考えたことがないのだ。…考えることが怖いんだ。死んだら…終わる。それが怖いんだ。まったく情けない話だと思う。生きる意味、存在意義がないと言いながら、生きるのは怠いと嘲笑しつつ…それでも私は死にたくないなんてのうのうと言っているんだ。ある時考えた私の消えた世界…それは何も変わりやしてなかった。みんながいつも通り笑ったり怒ったりしていて誰も私の名前を声には出さない。そんな世界ばかりを浮かべてから死ぬというのは本当に消えてしまうことなのかな…と恐れしか心には生まれないの。
…ハァ。何をグダグダと言っているのだろう、って感じだよね。聞いてくれる人なんていないのに。私なんてみんなからとってどうでもいい奴なのに。それでも居場所が欲しいだなんてネットの世界に顔を出して。ホント…馬鹿か、私は。ごめんなさい。
- Re: 存在意義 ( No.4 )
- 日時: 2014/03/18 23:03
- 名前: Misa (ID: ULeWPiDO)
スレッドにコメント、ありがとうございます。
私も優莉さんとすごく似てますっ!
本音が全て言える人は、一人もいないので…
こうして、小説で自分の言いたい事を伝えさせる…みたいな感じですね。
また、スレッドにお邪魔させてもらいます!
- Re: 存在意義 ( No.5 )
- 日時: 2014/03/19 15:54
- 名前: アザミ (ID: ztRXnpN9)
Misaさん。
似てますか?嬉しいです!
はい、そんな感じですかね…もう本音をぶちまけてしまえ!と←
また来てくださるんですか?ありがとうございます
- Re: 存在意義 ( No.6 )
- 日時: 2014/03/19 16:41
- 名前: アザミ (ID: ztRXnpN9)
「優莉とハルちゃんは同じチームね!」
前に私を心友だと言ってくれた彼女の聞きたくなかったそんな声が耳に届く。それは何度も聞いてきた…普通の言葉だった。
ハルちゃん、と呼ばれた彼女は何も言わずに私をみてそして逸らした。
もう明日にまで迫ったクラスマッチ…種目はバスケ。クラス唯一の女子バスケ部のハルちゃんは強くて期待されている。対して私は運動が頗る苦手で弱い。本当は大好きなバスケも…あまりに下手過ぎて動けない為か、嫌いだと思われていると知った時は泣きたくなった。…正直にいいます、泣きました、みんなの前で。あれは焦った。
つまり…冒頭のあの言葉はチーム決めの際の、弱い私とは強いハルちゃんを一緒にしよう…そんな“作戦”だ。もう誰だって使う、使い古されたからこそ王道の作戦。
悪気なんて一つもなく発せられたその言葉は私がもう幾度と聞いた言葉であって、そしてその度に傷ついていた言葉だった。仕方ないとそう思う。私が運動神経がないのはもう周知の事実だし変えようもなかった。
それでも…チームの役に立ちたいとコートに立ってみれば私にはパスのひとつもこない。マークなんてない…フリーにもかかわらず、だ。もしかしたら私の位置が悪いのかもしれないけど、どこに行けばいいとかそういうのも全く分からないのだ…。
結局、ゲームをしてみても私はボールに触ることなくそれを終えるのだった。いざ動いてみればチームの邪魔になるだけで、動くのさえも怖くなるけどでも戦いに私も入りたい…そんな思いと闘うしかなくなるんだ。
「がんばろーね!」
笑顔でそういう友達。このクラス…というか学年はどちらかといえば体育会系…とでもいうのだろうか?担任も含め、今度のクラスマッチは優勝したいらしい。…私だってそれは思うけれど私はそこに…優勝という目標に至っては迷惑な、いても邪魔なだけだから。
「ハハッめんどくさい」
思ってもないことをこうして言っていないと私が私じゃなくなってしまうようなそんな感じがしたから。
「も〜優莉ってホント体育嫌いだよね」
なにをわかったように…なんて絶対に口には出さないけれど。バスケが私は本当は大好きなことを察している人はいないのか。…見ることが好きだと、そう誤魔化してみたけれどやっぱりあのボールの感触…私はバスケが大好きなのに。なのに、上手く動けないだけで…どうしてこんなに苦しいんだ?
明日のクラスマッチなんて憂鬱で仕方ない…みんなの迷惑になる、そう考えただけで私が体操服を纏ってコートに出ることすらもおぞましい。それでも優しいみんなは笑うんだ。その内側に何を思っているのかはわかりようもないけど…
ハァ。明日という日が来なければいいのに。
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