社会問題小説・評論板

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ニ ュ ー ゲ ー ム 。
日時: 2014/03/31 13:18
名前: ぱちゅ (ID: 8vMNebk7)

@注意
・文才ない
・これは虐めの可笑しさを伝えるために作ったものです。
・荒らしは辞めてください。来てもスルー。

これは、絶えない遊びの始まり方と終わり方を改造したものです。

Re: ニ ュ ー ゲ ー ム 。 ( No.1 )
日時: 2014/04/02 21:33
名前: ぱちゅ (ID: 8vMNebk7)

第一章

私は今日も、平和で恵まれていた。
私を産んでくれたお母さんは、私にとても笑顔で接してくれて。
警察の仕事で忙しいお母さんは、警察の中でも一番偉いから、子育ても家事も大変だろうけど、頑張ってくれている。
会社の社長をしているお父さん。私に優しく話しかけてくれて、家を支えてくれている。

私の家は恵まれていて、裕福で。
メイドさんや執事さん、シェフに運転手さん、掃除係りさん。

皆私の宝物だった。

私は恵まれていて、今日も平和だ。


そう、今日までは。

第壱話『天才と平凡』

真っ青な空に、真っ白な雲。
今日は快晴なり。

「おはよう、奏!」

私は親友の後ろ姿に向かって叫んだ。

「あ、おはよう、焔」

にっこりと微笑み、挨拶を返してくれる奏。
美人で、優しくて、勉強だって運動だってできる。
私の一番好きな親友だ。

「今日のテスト返しドキドキするな〜」
「海が掛かってるもんね?」
「奏は良いじゃん、優等生なんだもん〜」

そんなことを言っていると、チャイムが鳴り響いた。

「いっけない!急いで教室に行かなきゃ!」

* * *

「今日のテスト返しは林間学校がかかってるのよ。平均点以下だった人は少なかったけど、そいつ等は林間学校で働いてもらうわよ〜」

先生がそう言い終わった後、皆一斉にテストの表を見た。

「今回も、また焔ちゃんが一番だったわよ」

私のテストは100点だった。私は先生を見て顔を輝かせた。



ねぇ、神様。
私達の楽しい日々が、ずっと続くと思っていたのは、私が馬鹿だったからかもしれないね。































だって、奏に睨まれてるなんて知らなかったんだから。

Re: ニ ュ ー ゲ ー ム 。 ( No.2 )
日時: 2014/04/01 13:22
名前: にじいろ (ID: B4StDirx)

おっ…面白過ぎる!かっ…奏に睨まれてる!!ひィッ…!

あ、どーも。にじいろです。面白いです!思わず鳥肌立ちそうになりました!

愛読者になります!

今度もよろしくお願いします!

Re: ニ ュ ー ゲ ー ム 。 ( No.3 )
日時: 2014/04/01 18:19
名前: ぱちゅ (ID: 8vMNebk7)

>>2にじいろ様
初コメありがとうございます!
え?面白い?こんな駄作がですか!?

あ、愛読者ぁぁぁぁ!?←

ありがとうございます!泣きたくなりました←
こちらこそよろしくお願いします!

By.嬉し過ぎて暴れてたら叱られたぱちゅ

Re: ニ ュ ー ゲ ー ム 。 ( No.4 )
日時: 2014/04/02 21:35
名前: ぱちゅ (ID: 8vMNebk7)

第一章

離れていく親友に手を伸ばしても、届かないのはわかっていた。
何処で道を間違えたのかも解らない。

自問自答を繰り返して、振り返って、でも解らなくて。
友情に苦労するのは、もう慣れてしまったことだった。
でも、今回は違う。友情に苦労をするのは慣れていたはずなのに。

何でだろうね。

何故か泣いてしまうんだ。
親友に縋って我儘なのはわかってる。

でも、信じていたから、今回は大丈夫だって。

『嫌われ役は、気づいて居ないところで悪役になる』

今ならわかる、君が言った意味深長な言葉。



「_______」


小さく呟いた言葉は、空に溶けていく。

悲しく、虚しく、孤独に。

第弐話『距離が空くまでのカウントダウン』

快晴の空の下、私は今日も大きく伸びをした。
目の前に広がる海は透き通っていて、作り物のようだった。
今日は林間学校の日だ。

本日晴天なり!林間学校日和!

叫びたくなる程の良い天気。
今は自由時間で、奏と一緒に遊ぶ予定だ。

と、此処までは浮かれていた。

††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††

「遅いな〜、奏」

さっきから一人で黙々と泳いで待っているのに、トイレに行くと言った筈の奏がいつまで立っても帰ってこない。

「うーん、探しに行ってみよう」

悩んだ末、私は海から上がって探し回る事にした。
すると、早速奏らしき人の声が聞こえて来た。
私はすぐさま近寄って大きな声で呼ぶ。

「おーい、かな………」

“奏”

言うのは慣れたのに、今は言えない。
足が震えて、上手く立てそうにない。
それを、近くの壁に片手をつけて踏ん張った。

「かなで……何で…」
「………焔、待っててって言ったじゃん。何で此処に…」
「それはこっちの台詞だよ。何で他の人といるの?私と予定、ちゃんと話し合って……」

私が苦手とし、奏も嫌いと言っていた女子軍団のはずなのに。其処に奏が居るなんて。

「あのさ、あたしらはあんたより先に奏と予定立ててたの。行くって分かった一ヶ月前からさ」
「一ヶ月……前?」

私達が立てた日は……一昨日だ。

「奏はあんたの人形じゃないの。人気者なんだよ、奏は。それをあんたが奪って自由に振り回してるんだからさあ。自覚しなよ。迷惑女」
「奏はあんただけの親友じゃないし。あたしらとも親友だから。奏、あんたに迷惑かけられて困ってて、相談してきてたんだよ。知らなかったの?」
「………親友、失格のくせにさ。そう言う時だけ自分のものみたいに言わないで」

淡々と言われて、グサッと心に何かが突き刺さった。

『嫌われ役は、気づいて居ないところで悪役になる。人間っていうのはね、そういう風に出来てるんだよ、姉ちゃん』

事故死で死んだ弟に言われた言葉が、頭の中で再生される。

「………そう、だよね。ごめんね奏。私、一人で色々するからさ、皆と遊んで」

震える声を必死で抑えて笑った仮面を被る。
作り笑いは、引きつっていたかもしれない。


涙が、ばれていたかもしれない。

Re: ニ ュ ー ゲ ー ム 。 ( No.5 )
日時: 2014/04/02 09:52
名前: にじいろ (ID: B4StDirx)

あ、更新されてる!
やっぱり、文才、(○゜д゜)ャバィカモ・・・!!!
愛読者になって良かったです!
仮面を被ったという仕草も(≧∇≦)bグッジョブ!
いい例えじゃないですかぁ!
それにグサッと心に突き刺さったもおK!まさに小説家…!
頑張ってください!ぜひ、私のアタシイジメスキなんだぁ!と、生贄と、Internetの大事件にも来てください!☚広告!?ふざけんなぁ!!
ではでは…。
にじいろ


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