社会問題小説・評論板

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ファイ・ブレイン〜孤独と依存
日時: 2014/03/29 14:15
名前: イク ◆.QjHDtkYOg (ID: Lf/lO.ZE)

 どもー!イクと申しますッ!!

 これから恐らく暗い展開になると思うので、
 此処くらいは明るく!楽しく!いってみたいと思いますw

 この小説は、タイトルは「ファイ・ブレイン」ですが、
 世界観は、NHKアニメ「ファイ・ブレイン〜神のパズル」が
 大好きなイジメメラレッコ少女の話です!

 主役の少女はファイブレのキャラクター「ビショップ」に、
 なんていうか、恋してるので、ご注意下さいw

 え?「まるでお前みたい」??

 ・・・作者イクもビショップ中毒患者ですのでお気を付け下さいw
 もちろん、ファイブレインのキャラは皆好きですよーー(*´▽`*)

 ☆ルール☆

・荒らしさんは帰って下さい。
・駄文&ノロノロ更新w
・主人公が可哀想なくらいいじめられてますw



 それではこれから宜しくお願いします!!

Re: ファイ・ブレイン〜孤独と依存 ( No.18 )
日時: 2014/04/05 21:45
名前: ルシファー ◆BdJLOScoFg (ID: KgobaFNd)

わかった。楽しみ。

私は、先になりそう。学校始まったし、
塾ってか公文忙しいし・・・

でも、できるだけコメするね。

あ、IDが違うのは、とーさんが、PC占領して、
ブログやってるので、じーちゃんのPCからだから。
なりじゃないよ。

Re: ファイ・ブレイン〜孤独と依存 ( No.19 )
日時: 2014/04/06 13:33
名前: イク ◆.QjHDtkYOg (ID: Lf/lO.ZE)

 お父さんブログやってるの!?

 凄いなぁw僕のお父さんPCには詳しいけど
 こういう投稿とかするやつには興味ないんだよねw

 るぅってちゃんと親の許可もらってカキコやってる??

 僕、実は無許可なんだよね(*´▽`*)w


 そしておじいちゃんPC持ってんだ・・・すげぇw

第1話 愛人殺害 ( No.20 )
日時: 2014/04/06 15:17
名前: イク ◆.QjHDtkYOg (ID: Lf/lO.ZE)

 給食はコッペパンが好きだ。

 ご飯は嫌いじゃないが、食べてると飽きてくる。
 まあワカメご飯に勝るコッペパンは無いが、
 何より最強なのは黒糖パンである。

 1学期に1回ほどの確率でしか出てこない、
 いわば幻の絶品だ。

 そして今日は10月4日。待ちに待った黒糖パンの日。

 まあ予想はしていたけれど、黒糖パンの奪い合いが始まる。
 各自、班になっているため、班の中で黒糖パンをあげたりもらったりしている。

 ま、教室の隅っこで独りぼっちな僕には関係ない。
 黒糖パンが欲しいか否か、って聞かれれば、そりゃ欲しいけども。

 あんな汚れたやつらが触れたものなんて、触りたくもないね。


「おいネギ!」


 名前を呼ばれて僕はゆっくりと顔をあげる。
 訂正、名前じゃない、通称だ。

 僕を呼んだのはクラスメイトの男子。
 名前はえっと、なんだっけ。適当に言っちゃえ。


「・・・呼んだかいクソガキ君。」
「へっ、相変わらず口だきゃァ達者だなァ。」
「そりゃ光栄なことで。で、何。」


 背が高く、黙っていればイケメンな男子が3人ほど、僕の回りに迫る。
 心底気持ち悪い。


「今日は何の日だかわかるか?ネギ。」
「さあ?あ、宮野真守武道館ライブの日だね。」
「知るかよ。そうじゃねぇ、給食で、だ。」


 ああ、なるほど。

 僕は悟った。こいつらは恐らく僕の黒糖パン目当てなんだろう。
 まあ人気の給食が出た時のお約束だ。


「・・・黒糖パンか?」
「おう、わかってんじゃねぇか。オラ、早く寄こせ。」


 知る事かよ。

 そう言おうと僕が口を開いた瞬間


 ガンッ


「・・・ッ!!」


 僕の机を、クソガキ君がひっくり返しやがった。

 無論、同時に給食も飛び散り、筆箱も投げ飛ばされた。


「何すんだよ。」
「強行突破☆ってね。」
「こいつァもらっていくぜ。」


 ああ、黒糖パン盗られたw

 まあいいけどね、黒糖パンくらい買うし。


「いいよ、別に。持ってけよ。」
「ほう?やたら物わかりいいじゃねぇか。何か仕組んでるんじゃねえのか?」
「こーんな貧弱な少女が毒薬を持ってるとでも?」


 僕はやたら喰い付いてくるクソガキ3人衆に向け、
 適当に笑いかけておいた。

 さてと、飛び散った給食の始末しよう。


「おいネギ。」
「何だ?」


 振り返るとクソガキ3人衆がニコニコと笑っていた。
 心底気持ち悪い②


「随分と調子こいてんじゃねぇか。」
「ネギハーフの癖に。」
「腹立つな、その態度。」


 あーあー、これはいつものパターンで
「1発殴らせろ」って言われるやつだ。

 少女を殴るなんて、情けない奴らめ。


「1発殴らせろ。」


 ほいきました!予想的中!!

 教室の空気がざわつく。
 しかしその空気もすぐにクスクスという笑い声に変わった。


「先生ちょうど今いねぇし!」
「やれやれー!」
「頑張れ烈火クンたちーー!」
「ダセーなぁネギィww」


 ああウザイ。

 いちいちうるさいんだよなぁこいつら。
 なんの才能もないくせに。なんの努力もしねぇくせに。

 まあ別に気にすることはないよね。

 だって僕には・・・




 【彼】が居てくれるから♪




「どーぞ、殴りたいだけ殴れよ。」
「フフ、いい覚悟じゃねぇか。」


 クソガキ君1号は僕の襟元を掴み、
 バッと右手を振りかぶった。


「この烈火サマを怒らせたことを後悔しろォ!!」


 レッカ?

 ああ、こいつ烈火っていうのか。

 思考回路は余裕で綽綽である。

 あ、そんなこと思ってるうちに、殴られる。


 ドカッ


「・・・ッ」


 いたた・・・僕は殴られた反動で
 壁に叩きつけられる。

 殴られた左の頬も痛いけれど、
 なにより背中がジンジンする。派手にうったなぁ・・・痛ぇ。


「プッだせーネギのやつ!」
「態度でけぇくせに何も出来ねぇじゃねえかw」


 あはははは、とクラス中が笑い声に包まれる。

 あはは、そんなに笑われると、なんだか僕も笑えて来ます。


「フン!どうだ、その痛みを覚えとけ!それがこの
 烈火サマの恐ろしくも強大な力だ!!」


 オオッと歓声があがる。

 あ、つまりアレっすか。ナルシストっすか。


「アー凄イデスネー、参リマシタ烈火サマー」


 勿論、社交辞令である。

 と、そのとき


「ッ!やばい烈火クン!先生帰ってきたよ!!」
「ッ!?まじか!!」


 クソガキ2号が叫ぶや否や、
 クラス中が何事もなかったかのように
 給食タイムを再開した。

 クソガキ3人衆も急いで席に戻ろうとしたが、
 むなしくもその前に教室のドアが開いてしまった。

 ざまあみろ、どうするつもりだクソガキども。

第1話 愛人殺害 ( No.21 )
日時: 2014/04/06 15:32
名前: イク ◆.QjHDtkYOg (ID: Lf/lO.ZE)

「わ、綿葱さん給食こぼれたのか!?だ、大丈夫か!?」


 ・・・は?

 烈火サマとやらは、わざとらしい大声でそういうと、
 ポケットからティッシュを取り出し、僕のこぼれた給食を
 拭き始めたのだ。

 それに続くように2号、3号も。


「何だ、綿葱。机ひっくりかえしたのか?」


 先生が発した第1声はそんな言葉。

 酷い。僕なにも悪くナイデス。


「はい!黒糖パンが手に入らないことに怒っちゃってちゃぶ台返しを・・・」


 してねぇよ!なに言ってんだ烈火サ・・いやクソガキ!!


「・・・我儘にも程があるぞ綿葱。」


 うぜぇ、心底うぜぇこのジジイ。

 いやジジイってほどお爺さんでもないけど。

 でも逆らうのは正直面倒だ。
 僕は否定するという案を掻き消し、口を開いた。


「はい、すみませんでした。」
「ホレ、早く片付けんか!」
「はい。」


 ちぇっこのジジイ腹立つんだよなぁ色々。

 まあ罪を擦り付けられるのは慣れてるからいいんだけどね。
 あーあ、にしても派手にやったなあ。

 さっさと片付けよう、と僕はしゃがんだ。

 そして、ショッキングな、光景を目にしたんだ。


「−−−−−ッ!!」


 筆箱につけていたストラップが、
 食器の下敷きになってる・・・!!!

 うわあああ!
 やばいやばいやばい!

 ごめんなさい!ごめんなさい!

 僕は急いで食器の下から筆箱を引き抜いた。

 き、傷ははいってない・・・よかったぁ・・・


「オイ、ネギ。」


 ほっとしている僕に烈火が話しかけてきた。
 どうやら、表情から察するに怒っているようだ。


「何だ?」
「俺ら、お前のせいでこんなことになってんだよな?」


 違うけど?

 自業自得ですけど?

 とかまあ、否定しても無駄だろうし、そもそも面倒なので、
 そーだねーと適当に返しておいた。


「そのストラップ、大切なのか?」
「・・・!」


 この言い方・・・まさか、こいつ【彼】に手を出す気か!?
 ここで「うん。」と言えば恐らくヤバイ感じだろう。


「別に。ガチャガチャで取ったから、つけてるだけだ。」
「嘘つけよ。お前それが食器の下敷きになってるのみて、すげぇ焦ったよな?」
「焦ってない。筆箱に給食がかかってないか確かめただけだ。」
「ほう・・・そうか。」


 バッ


「ッ!か、返せよ!」


 烈火は僕から筆箱を奪い取り、ニヤリと笑った。


「大切じゃねぇんだろ?」


 そう言って烈火はーーーー




 パキッ





 −−−−ぼくの大切な【彼】を、壊しやがった。



 クスクスと笑っている3人。

 ・・・僕に手を出すのは全然構わないんだけどね、


 【彼】に手を出すことだけは、







「・・・許さない。」

「ああ?なんか言ったかネ・・・」


 僕は問答無用で、

 烈火の顔面を殴った。


「・・・ッ!」


 ざわっとした空気が教室を埋める。

 クソガキ2号、3号もどうしていいかわからない、といった感じだ。


「お、おい綿葱!何をしとるかぁ!!」


 ジジイこと先生の五月蠅い声が耳に飛び込む。
 ああ五月蠅い。


 そんなことより、



 よくも・・・・・よくも・・・・ッ


「あ、えっと・・・烈火クンが偶然綿葱さんのストラップを
 壊しちゃって・・・それで・・・」


 クソガキ2号があんなこと言ってますよ。

 ねえどうしましょう【       】。


「わ、綿葱!ちょっと来い!!」


 あ、先生が呼んでるみたいです。

 怒られちゃうみたいです。

 酷い話ですね【       】。

 まあ、慣れてるけどね。

 しかし今回は殴っちゃいましたし、
 職員室によばれるくらいはするかもしれませんね。

 でも僕はね、全然怖くないんですよ。

 職員室へ行けば生徒指導の鬼センセーや、校長だって
 いるのに、ですよ。凄くないですか?

 え?なんでって、そりゃ貴方がいてくれるからですよ。

 ああ、痛かったでしょう?
 もう少し待ってくださいね、すぐに手当しますから。



 ふふふ、やっぱり僕は貴方が居なきゃ駄目ですね。



 でも、分かります。こんな僕だけど、貴方は僕を
 愛してる・・・そうでしょう?

 恥ずかしがりやでとっても可愛いですね、


















 僕のビショップさん♪



 END

Re: ファイ・ブレイン〜孤独と依存 ( No.22 )
日時: 2014/04/06 15:39
名前: イク ◆.QjHDtkYOg (ID: Lf/lO.ZE)

 怖ぇぇぇww

 自分で書いてて怖くなったわぁww

 ミイクちゃん怖いw


 まあ僕も似たようなもんだけどね((え!?

 実はミイクちゃんは「僕ぼビショップ中毒がエスカレートしたら
 こんな感じ」という感じで書いてますww

 いやぁ、怖いミイクちゃんw

 そして日常においてミイクちゃんにそっくりな思考回路を
 してしまっている自分も怖いww


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