社会問題小説・評論板

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あなたの気持ちが晴れますように。
日時: 2014/10/19 01:15
名前: あずき (ID: GyOijjIz)

こんにちは、こんばんは。
はじめまして、あずきと申します。

ここには私が思う、いじめ、嫌がらせ、などについて小説で書いていきたいと思います。
小説でないときもあると思います。

そして、皆様がいやな思いをした体験談なども書いていただいてほしいです。
それについて皆様で解決策を見つけていきたい次第です。

いじめなどでなくても日常的なことについての相談、人間関係、様々なことについて考えていきたいです。


私自身ここにこれる時間は限られていますが、できる限り更新していきたいとおもいますのでお付き合い頂きたいです。

Re: ( No.1 )
日時: 2014/10/22 00:01
名前: あずき (ID: lD2cco6.)


「お前なんか生まれてこなければ良かった。」

昔、母親に言われた言葉。今でも鮮明に覚えている。

『あぁ私は生まれちゃダメだったんだ。』
不思議と悲しくなかったが何故か涙が止まらなかったのを覚えている。

その後すぐに母親が家出して私は親戚の家に邪魔する事になった。
後々聞いたことだが私には兄弟がいて母は今兄弟と暮らしているらしい。


中学に入り、私は女子の間で嫌われ始めた。
理由は簡単。
「キモイ、勘に障る」から。

私は昔から天然パーマでそれも地毛が茶髪で結構からかわれた。
小学校の頃なんて軽いいじめもあった。
そんな事もあって中学は違う地域の学校に入れてもらった。



やっぱり中学でも周りの反応は一緒だった。
「染めてる?」「ヤンキー。」「でしゃばんな」
結局皆私の容姿を馬鹿にする。
気にくわないと総攻撃だ。
もう慣れてしまった。

そんなとき、一人の女の子が私に声をかけてくれた。

「髪、きれいだね。」

彼女はそう言って私の髪を誉めてくれた。
初めてだった。
私を見てくれた人は。
その時の嬉しさといったら今でも覚えている。

Re: ( No.2 )
日時: 2014/10/23 00:21
名前: あずき (ID: lD2cco6.)



「やぁちゃぁあん!」

パタパタと聞き慣れた声と足音が近づいてきて私の体に突進してきた。

「一緒に帰ろう!」
「痛っ!突進すなし!」

「あぁ!ごめんよ!」

セミロングの黒髪をふわふわと揺らし、元気いっぱいの笑顔で私の顔を覗き込む。
半強制的に菜々子と帰ることが決定した。

旭川菜々子。

私の唯一の友であり、同志だ。


「髪、きれいだね」
あの時も菜々子は誰よりも輝く笑顔で私に話し掛けて来た。
その頃学校で私に話し掛けて来る人なんて、先生といじめっ子くらいだった。
だから話し掛けてくれたときはどう対応したらいいかわからなかった。

「え!?あ…う…うん…?」

びっくりして間抜けな声を出してしまった事を覚えている。


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