社会問題小説・評論板

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

大切なもの
日時: 2014/10/23 13:37
名前: 白雪 さくら (ID: CPoyQL3x)
プロフ: http://062505100612




あの日、あの人に出会わなければ

今、私はいなかっただろう。

今、幸せに暮らせていなかっただろう。



あの日…あの時…

彼がいたから…





私はここまでこれたんだ。



彼のおかげで



あの地獄から抜け出せたんだ。

Re: 大切なもの ( No.1 )
日時: 2014/10/23 14:03
名前: 白雪 さくら (ID: CPoyQL3x)
プロフ: http://062505100612

私は、小花依 若菜。( こはない わかな )

中学3年生。


私の家は裕福でも貧乏でもない
ごく普通の家庭。

ううん…普通じゃない。


お父さんは、お母さんや私に暴力を奮う。
そのせいで、お母さんも私に暴力を奮うようになった。
いわゆる、虐待と家庭内暴力。

私が小さい頃からだった。
暴力だけじゃなくて…
日常的に
『死ね』『出てけ』『カス』
本当に親なのかって思うくらい、ひどいことを言われてきた。


それは私が成長するにつれて酷くなってきた。
『叩く』なんて軽いものじゃなく…
殴る、蹴る、突き飛ばす、ものを投げる…とか。
でも…ずっと我慢してきた。


私には弟がいる。
涼 ( りょう ) 6歳
侑 ( ゆう ) 4歳

の2人。

涼は、私が小学1年生の時に生まれた。
1年生の時の私は、まだ甘えん坊で。
父や母が、涼の世話ばかりしててさみしかった。
でも、『私はお姉ちゃんだから』
と自分に言い聞かせてた。
『我慢するんだ』って…。

それからかな。
私が自分の気持ちを素直に言えなくなったのは。
自分の気持ちを隠して、我慢してたから…言えなくなったのかな。

Re: 大切なもの ( No.2 )
日時: 2014/10/23 14:17
名前: 白雪 さくら (ID: CPoyQL3x)
プロフ: http://062505100612

ー朝ー


pppppppp…


若菜 『ん…………』

いつも通り、目覚ましの音で目が覚めた。

いつも通り、着替えてリビングに降りて行く。


そして…


いつも通り、地獄が始まる。







お母さん 『…あら、おはよう』

お父さん 『…おはよう』

涼 & 侑 『お姉ちゃんおはよー!!!』

若菜 『おはようっ!((ニコッ』

涼と侑は、私が暴力を受けていることを知らない。
お父さんもお母さんも、涼と侑には優しいから…。

私はテーブルに座り、朝食を食べた。



急いで朝食を食べ、歯を磨き

若菜 『…行ってきます!』

と家を出た。

一秒でも早くあの場から抜け出したい一心だった。
あの家に、私の居場所はない。
部屋があったって、一緒にご飯を食べたって
私はあの中に入れない。





昔…お父さんに言われたあの言葉…


『お前なんか俺の子供じゃない。
…いらないんだよ』


お父さんはもう…忘れてるだろうけど

私はその時のことを鮮明に覚えてる。





あの言葉がずっと


私を縛りつける。


あの冷たい目が


あの冷たい声が




私に突き刺さる。



あの時のことを思い出させて





私を苦しめる。





Page:1 2



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。