社会問題小説・評論板
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- 過去
- 日時: 2014/12/05 20:20
- 名前: 夢愛凪 (ID: J1W6A8bP)
初めまして!夢愛凪です!あ、一人称俺ですけど性別は気にせんといてくれ…。
早速やけど登場人物と設定を書きまする。
仲谷瑠偉斗 なかたにるいと
海陽学園高校の2年生。
性格 元気で明るい。基本誰とでも仲良くできる。
過去 小学生の時いじめられていた。4年生〜6年生まで。
佐々宮星羅 さざみやせいら
海陽学園高校の2年生。
性格 可愛くて男女問わず人気者。ちょっと天然。
過去 中学生の時いじめられていた。2年間。
矢島晴海 やしまはるな
海陽学園高校の2年生。
性格 内気で地味。喋れない。
過去 小学生、中学生、そして現在といじめられている。そのショックで喋れない。
梶谷龍牙 かじたにりゅうが
朝永響也 あさながきょうや
城田櫂 しろたかい
海陽学園高校の2年生。
矢島と同じクラスで、矢島をいじめているグループ。
過去 梶谷と朝永が仲谷と同じ小学校で、仲谷をいじめていた。
城田と佐々宮が同じ中学で、佐々宮をいじめていた。
3人とも転校して、また戻ってきた。その事を佐々宮と仲谷は…知っている?
うーん、設定がイミフwww俺の小説大丈夫か?頼む!付いてきてくれや!
- Re: 過去 ( No.3 )
- 日時: 2014/12/06 13:53
- 名前: 夢愛凪 (ID: J1W6A8bP)
1話
瑠偉斗side
この海陽学園に入学して、2年が経つ。この学園での俺のポジションはかなり良い。誰とでも仲良くなったし、ある程度の人気も有る。
「苦労したなー」こんな独り言を言ってしまう。どんな時でもこの
ポジションを忘れず生活してきた。でないと、恐ろしいことになるから。
「おー、瑠偉斗!おはよう!」「やほー、瑠偉斗」「久しぶりぃ!」
友達と軽い挨拶が出来るのもハッキリ言って俺が努力したからだと思う。
そう浸っている内にクラス替えの紙が貼り出された。
「えーと…?あ!あった。俺は…変わらずA組かー」
一応誰と一緒か確認する。大体の友達とは一緒になれた。
「他は…」誰もいないなと、思った俺だったが有る名前が目に付いた。
「朝永、響也?」嫌な名前が目に付いた。記憶が蘇る。
「ほら!飲めよ!俺の命令に逆らうな!」
「お前、俺らの的ね
「絶対服従な!」
「嘘だろ?人違い。そう、人違いだ。この学園で見たことなんて無いじゃないか」人違いだと自己暗示をかける。朝永響也。俺は小学生の4年から6年まで其奴にいじめられていた。正しくは其奴ともう1人が中心。その他大勢の人達だけど。でも親の都合で小学校を卒業したと同時に引っ越したからそれっきり。まぁ、また戻って来たんだけど…。「まさか…」
もはや嫌な予感しか無かった。んで其れは大体当たる。
「梶谷龍牙…」絶望しか無かった。朝永と一緒に俺をいじめていたグループのもう1人の中心人物。
「朝永!それいい考えじゃん!やろーやろー?」
「お前って本当馬鹿だよなー」
「死ねよ!この学校に必要ねぇじゃん」
また、またいじめられるのか?そんな事有り得ない!人違いであってくれ!
そう思い神様に祈ったのだった。
しかし、次の瞬間…
「あれ?仲谷瑠偉斗って…小学校で一緒だった奴じゃね?」「誰?それ」
「えーお前覚えてねぇの?俺らでいじめてた奴」「あーあの使えない馬鹿」
「だれだれ?教えろよー」
やばい、やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい。
声が聞こえてきた。人違いでも何でも無かった。本人だった。すると
「あっれー?仲谷じゃん!今迄全然見かけなかったよな〜」「本当だ!ははっ、変わってねェな」「お!此れが噂の仲谷クン?」
話し掛けて来た。来んなよマジで。ウザいし。「や、やあ」
「まぁ堅苦しい挨拶とかやめて、また、遊ぼうな?」
朝永がそう言うと3人は去っていった。
- Re: 過去 ( No.4 )
- 日時: 2014/12/13 07:31
- 名前: 夢愛凪 (ID: 5obRN13V)
2話
星羅side
「おはよう〜」「あ!おはよう〜」
今日も一日やっていけそうです‼︎まぁ先に言うけど私はクラスての立ち位置を正確に感じ取る特技的な物がある。
理由は中学の時に受けていたいじめの所為。理由は簡単。でしゃばり過ぎた。
それだけ。それだけでもいじめの標的になるって知った。それからは自分という人間はどこにいれば安心か、そうやって学園生活を送った。
とかなんとかしてる内にクラス替えの紙が貼り出された。これが一番重要。
前に気付いてしまったのだけれどここには城田櫂がいる。私をいじめてた張本人。
「ブス‼︎死ねよ!」
「邪魔☆早く消えろよ」
そんな奴と同クラになればいじめられるのは目に見えてる。だから毎回祈っているのだ。
どうだ……
目の前が真っ白になる。一緒だったのだ。私は久しぶりに神を呪った。
何でここ?ふざけるな‼︎てかアイツどこだ?話しかけてくるよ。絶対に。
「あ‼︎……へー」「何々?どした?」
「ちょっと懐かしい人見つけちゃった♪」「それって俺らと同じ感じの人?」
「モチのロン」「いこーぜ!」
来たよ、来ちゃったよ。しかも何故か3人だし。それにあれ?足が動かん。
逃げたいのに!
「やほーセイカちゃん☆」「え!うっそ、女子なの⁈」「そーだよん」
「何?は、早く要件を言って!」
あー久しぶりにセイカって聞いたわ〜
星羅バカでセイカ。今思うと笑えるよね。しかもご丁寧に覚えてる。
「別に?」「クククッ」
何か3人でヒソヒソしてる。気分が悪い。
「遊んで貰おうかな?って」「頼むよ」
「何で私が「お前に拒否権はない」」
あ、駄目だ。またやられる…
- Re: 過去 ( No.5 )
- 日時: 2014/12/16 16:45
- 名前: みゅず (ID: Ib5HX0ru)
夢愛凪さん
初めてコメント書かせて頂きまぁ〜す(⌒▽⌒)ノ
いじめって、いじめられる側・いじめる側・傍観する側など立場によって全く受け止め方が違う題材を一人称視点で書くのって大変ですよねぇ。
第2話では「いじめられる側の女の子」が出てきてこれからどうなっちゃうのかドキドキしながら読ませて頂きましたぁ。
お話しがどう進んでいくのかとっても楽しみです♡
- Re: 過去 ( No.6 )
- 日時: 2015/01/11 05:03
- 名前: 夢愛凪 (ID: hVaFVRO5)
めっちゃ久しぶりやわ〜。ネット全然使えんかった‼︎
瑠偉斗side
神様。僕は貴方を呪います。今迄ひっそりと穏便に高校
生活をしていたのに。それを最も簡単に壊しました。
「仲谷クン☆あーそーぼ?」
クラス替えをしてから頻繁に梶谷達は絡んでくる。しかも俺をいじめるんじゃなくて…
「おら‼︎立てよ、ブス‼︎」「なんか、喋れよ〜。あーつまんねー」
「こっち、こっち〜」
此奴ら3人は矢島晴海という女子をいじめている。男子が女子を
いじめるなんてバカみたい。
「今日はさ、俺ら4人じゃないんだよなぁ」
「は?」
俺は思わず声を上げた。これ以上加害者を増やすのか。
それとも新たなターゲットでもつくったのか。
「はい、注目〜!佐々宮星羅ちゃんでーす☆」
「っつ……」
「え?女子?」
連れられてきたのは佐々宮星羅。気弱そーないかにも、女の子って感じの子だった。
「此奴のあだ名はセイカ、ね」
「セイカ…?」
「セイカってさァ櫂と同じ中学だったんだよね〜」
ビクッと佐々宮が震える。顔は真っ青。今にも倒れそうだった。
今になって思い出した。クラスメートなのに。
この子、確かとても人気者だった筈だ。それが彼奴らの癪に
触ったのか?それとも…。
「そこで、セイカにお願いでーす。ここにいるブスを殴ってください」
「……嫌だ…」
「そんな事言うんだ。分かった。また、中学の時みたいに遊んで
あげよっか?」
「ひっ‼︎」
あぁ。やっぱりこの子も俺と同じか。好きで来たわけじゃ無い。
城田と同じ中学出身だったのか。どうやら城田は女子を執拗にいじめる
みたいだ。何が楽しいのか。
「あ、じゃあさ、仲谷‼︎お前手本見せてやれよ」「え?…」
「だから、お前が殴れっつってんだよ」「出来るよなぁ?」
怖かった。男の癖に。弱い。物凄く。腕っ節も心も。
「ごめん…」
ペチンッ
情けない音が響いた。「んだよ〜面白くねーな」「ま、いっか。お楽しみは
これからだし?」「じゃあ次はセイカにやってもらうからね。その後
仲谷ね。あんなんで解放とか舐めてんじゃねーからな」
まだまだ続く。
- Re: 過去 ( No.7 )
- 日時: 2015/01/14 19:32
- 名前: ふらん@腐女子覚醒したお (ID: kBbtVK7w)
期待だお!
面白いお!
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