社会問題小説・評論板
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- いじめ-引き裂かれた友情-
- 日時: 2015/01/27 16:23
- 名前: ちほりん (ID: PyqyMePO)
こんにちは!
いつもは、シリアスとコメライと二次にいますが、今回はここでも作ってみることにしました!
挨拶、とても短いですね……
次のスレから設定などを書きまーす!
- Re: 神様のいじわる【オリキャラ募集中!】 ( No.11 )
- 日時: 2015/01/17 18:29
- 名前: ちほりん (ID: lSjkm3fN)
第三話 仲間と先生(紗百合視点に戻ります)
「おはようございまーす。」
「あら。おはよう。」
私に笑顔で返事を返してきたのは、担任の白雪 百合先生。私の行方不明の姉と、同姓同名。
「先生。おはようございます。」
この声は、扇町さん。さっきのことが嘘だったみたいに普通に席につく。
「あのっ……」
「…………」
私と莉愛で話しかけようとするけど、無視される。
「ねー、この教室、幽霊でもいるの?私の耳元で声がしたんだけどー」
…………え?
「え〜、なにそれー!こわーっ!」
そう言ったのは扇町さんの心友、妃毬だ。
「てゆーか、この机、要らなくない?」
ガンッ
扇町さんはそう言うと、私の机と椅子を蹴り飛ばした。
「莉愛ー。亜燐ー。それと男子ー。この机と椅子、ベランダから落としていーよ。」
妃毬……?
「ごめん」
莉愛は小さな声でそう言って、私の横を通って亜燐と一緒に私の机を運んだ。
「あ、私、委員会の仕事思い出しちゃった。妃毬ちゃん、また今度ね。」
莉愛……!
(ありがとう)
私は口パクで莉愛に伝えた。
莉愛は答える代わりにウィンクをして教室を出た。
「まー、いーや。男子と亜燐だけでも机運べるでしょ?」
扇町さんがそう言うと……
ガシャンッ
大きな音をたてて私の机と椅子がベランダから落ちた。
「うっわ〜。紗百合。あれでどうやって授業するの?」
扇町さんの言葉に続いて、皆が、笑ったり、話したり。
「華恋〜」
ミーシャが、遅れて入ってきた。
「あれ〜?どうしたの?」
まだ、この状況を理解してない様子。
「あんたは黙っててよ。」
「華恋〜。仲良くなれない子は、要らないんだよ?」
「ッ………」
ミーシャがそう言うと、
「このクラスはうるさいのしかいないの?ミーシャ、あんたもいじめよっか?」
「は?黙ってろよ。世間知らずの悪者おじょーさま。」
その声は、このクラスで唯一扇町さんに反抗してける、時雨だった。
前に、このクラスで喧嘩的な何かがあっても、ほとんど、時雨が止めていた。
「どうしたの?」
ここで、先生登場。
「早く席について〜」
先生は、分かってないの?
「あら?紗百合さんの机は?」
先生、気づくの遅いよ。
「知りませーん。」
扇町さんが、答える。
「あっれー?おじょーさまが捨ててなかった?」
「私は別に……ッ」
「はーい!私、見ましたぁ!紗百合さんが、自分で机と椅子を捨ててるのをー!」
妃毬のこの一言で、教室がまたざわめいた。
「あー、確かに。」
「自分で捨ててたよねぇ……」
扇町さんにいじめられたくないみんなはこんなことを言ってる。
「すみませーん!遅くなりました!」
莉愛が、机と椅子を引っ張って帰ってきた。
「あ、この机、先生が要らないって言ってたから、貰ってきました!」
莉愛、ナイス!
「でも、このクラスは……」
妃毬はそういい、数を数える。
「……29、30、31人しかいませんよ!?机と椅子も、数がぴったりあってます!」
妃毬は、私のことをカウントしてない。このクラスは32人のはずだから。
「妃毬さん。よく数えて。32人いるわよ。」
先生が、妃毬に言う。
「あっれー?ほんとだー?おかしいなぁ。やっぱり幽霊でもいるのかなぁ?」
妃毬は、全然受け入れようとしてない。私を、“いない存在”に、してるんだ。
「妃毬もさ〜そういう子は、要らないんだよ〜ウフフ 〜」
「そういうあんたも、要らないけどね。」
妃毬は、やっぱり聞いてくれない。
「……とりあえず、パソコンルーム行きまーす。」
先生は、やっとこの状況が分かったのか、教室を出ていった。
- Re: 神様のいじわる【オリキャラ募集中!】 ( No.12 )
- 日時: 2015/01/17 22:18
- 名前: レオナ (ID: MGziJzKY)
オリキャラ応募用紙
名前【アルフレッド・レオンハルト】
性別【男】
性格【明るくハイテンション
自称HERO
AKY(敢えて空気を読まない)
クラスの子からは「アル」と呼ばれている】
どちら側か?【沙百合】
備考【運動神経は良いが勉強面では地理と漢字が苦手
得意科目は体育と英語(母国語だから)
ホラー映画が苦手
沙百合側に着いた理由はアル曰く「困っている子を助けるのがHEROなんだぞ!!」】
容姿【金髪青目の可愛らしい男の娘
アホ毛とメガネが特徴的】
サンプルボイス
「君いじめが趣味なのかい?もっとマシな趣味見つけなよ〜」
「つまり俺がHEROさ!!」
「漢字なんて嫌いだよ!!書数多いよ!!なんだい『憂鬱』って!!書いているだけで憂鬱になるんだぞ!!」
- Re: 神様のいじわる【オリキャラ募集中!】 ( No.13 )
- 日時: 2015/01/18 07:42
- 名前: ちほりん (ID: lSjkm3fN)
レオナさん
オリキャラありがとうございます!
明るくてハイテンション……
そして、自称HERO……
このキャラを崩壊しないように頑張ります!o(`^´*)
- Re: 神様のいじわる【オリキャラ募集中!】 ( No.14 )
- 日時: 2015/01/18 08:57
- 名前: ちほりん (ID: lSjkm3fN)
第四話 先生は鈍感
〜パソコンルームにて〜
「え〜っと、今日は特にやることがないので自分で調べたいのとかやっててくださいね〜」
先生はそう言うと、用事があるといってパソコンルームを出た。
え。先生はなんのためにここに来たの?
「 ねー、みんなぁー、何で32個もパソコンの電源、ついてるの?」
扇町さんが、私が使ってるパソコンを指差しながらいった。
「ほんとだ〜。やっぱり、幽霊じゃん?」
妃毬も続いて言う。
「亜燐〜。このパソコン、この金槌で壊してイーよ♪」
金ヅチ!?
「……」
亜燐は、無言で近づいてくる。
グシャッ
ガシャンッ
大きな音をたててパソコンはグシャグシャになった。
「あ〜あ、幽霊が、学校のパソコン壊しちゃったぁ……」
「でもまだ幽霊いるっぽいから……」
妃毬が扇町さんの言葉に続いていったあと、こっちに近づいてくる。
「悪霊たいさーん!」
ガンッ
近くの椅子が私に向かって、飛んでくる。
「まだいるのー?」
「亜燐もやりなよ〜」
扇町さんと妃毬は、亜燐を呼んで椅子を投げさせる。
ガンッ
「ッ………」
「まだまだ〜♪」
ガンッ
ガンッ
ガンッ
わたしに、無数の椅子が飛んでくる。
でも、他には誰もなにも言わない。
自分が、いじめられるのがこわいんだ。
「扇町さん!北神さん!ちょっといいですかー?」
「チッ」
廊下から、扇町さんと妃毬のことを呼ぶ先生の声が聞こえ、二人は舌打ちしながら部屋を出た。
「紗百合、大丈夫か?」
声をかけてくれたのは、同じクラスのアル。
「ぁ……うん……」
本当は、全然大丈夫なんかじゃない。
身体中がいたい。
「何やってんのよ。」
先生と話が終わった扇町さんと妃毬が帰ってきた。
「あのっ扇町さん……」
声をかけると、
「ん?今、幽霊が私のこと、『扇町さん』って、言ったんだけど。」
「うっわー。幽霊の癖に生意気ー。華恋様って呼びなよ。」
華恋、様、か……
「君はいじめるのが好きなのかい?もっとマシな趣味見つけなよ〜」
ここで、アルが華恋様に話しかけた。
「趣味?別に、趣味じゃないわよ。私は、紗百合に復習するためにやってるの。」
復習、か……
「そんな性格だから彼氏に嫌われたんじゃないのー?」
時雨……!
「ほんとほんと〜。彼氏にとっても、要らない子だったんじゃん〜?ウフフ〜」
ミーシャ!
「ッ……と、とにかく!私は紗百合に復習するんだからね!」
華恋様はそう言うと、妃毬をつれて、パソコンルームを出た。
「あの……」
……亜燐?
「『ごめんなさい。仕方がないの。』」
え?
謝られたけど、
棒読み。
「それじゃあ。」
何?
「紗百合ー!大丈夫?」
「莉愛!」
莉愛は泣きながら抱き付いてきた。
「何で莉愛が泣いてるの……?」
「だってぇ……」
莉愛……
「紗百合、告白断るのが、一番じゃないかな?」
「うーん……」
時雨の言う通り、それが一番いいかもしれない。
「私が前、あいつに苛められてたとき、誤解とか、解いたら苛め、なくなったよ。」
じゃあ、断った方がいいのかな?
「さっき大きな音がしたけどどうしたの〜?」
先生!
「あっ、ちょっとふざけてたら転んで椅子、突き飛ばしちゃって……」
壊れたパソコンを隠しながらいった。
もちろん、こんなのは嘘。
「それじゃあ、その傷は?」
「あっ、転んで椅子にぶつかったら怪我しちゃって……」
笑いながら、誤魔化す。本当の事を言ったら、華恋様と妃毬に何をされるかわからない。
「そう。」
先生は、にっこりと笑いながらパソコンルームを出た。
先生って、鈍感?
- Re: 神様のいじわる【オリキャラ募集中!】 ( No.15 )
- 日時: 2015/01/18 18:58
- 名前: ミリア (ID: mPXf4xfD)
オリキャラ応募用紙
Ⅰ【名前】伊集院 絆(いじゅういん きずな)
Ⅱ【性別】女の子
Ⅲ【性格】嫌いな人を見下す、冷酷な一面もあるが普段はみんなに平等で優しく、お淑やか。常にお嬢様口調。言いたいことははっきりいう。紗百合にいつも優しく振る舞う。
Ⅳ【どっちの味方か(華恋か、紗百合か)】紗百合
Ⅴ【備考】世界でトップの座を争う超お嬢様。成績や運動神経なども常に学年トップの座を争っている。誰からも愛される人気者で、恨みたくても恨めないような人。クラスの特権を握っているといっても過言ではないが、命令をするわけでもなく皆と同じように過ごしている。多くの取り巻きといつも一緒。嫌いな人にかなり毒舌なのに、何故かいじめられないのは本人が素の性格だから。教室が騒がしいと授業中でも机を叩きながら立ち上がる。その音には大抵の人が怯える。紗百合たちと同じ年にして、大人から子供まで全員の人に「人間は生まれた時から違う地位を与えられるが、上下関係はない。上下関係をつけるなら、庶民が上、金持ちはずっと下」と話し続け、多くの人に感動を与えている。
Ⅵ【容姿】金髪の腰まであるロングストレートに、頭の右横に青い蝶の髪飾り、青く透き通る宝石のような目。色白柔肌の美少女。ルックスが全体的に高い。
Ⅶ【サンボイ(必ず)】「あら華恋さん、いじめなんて庶民的なお遊びがご趣味でして?」
「ねえ華恋さん、負け犬の遠吠え、ってご存知?」
「大丈夫です、紗百合さんは友達がいるじゃないですか。私も、きっと他のみんなも、貴方の味方ですわ」
「…騒がしいですわ、静かにして頂けませんこと?耳に障りますの」
「皆さん、覚えていて下さい。金持ちは庶民より上の立場ではありません、皆平等なんです。上下関係をつけるなら庶民が上、金持ちはそのずっと下をのたうち回って生きてるんですわ」
「負け犬が嫉妬して起こったつまらない遊びに、私たち、そして紗百合さんを巻き込まないで下さる?…あら、貴方のことを言ってるのよ、華恋さん」