社会問題小説・評論板

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女王様と奴隷の私
日時: 2015/02/28 22:01
名前: 匿名 (ID: kBbtVK7w)


この学園__私立中央女子学園には格差がある。
それは奴隷、民衆、王族。
奴隷は王族の使いパシリ。日々奴隷のように扱われる。
少し金がある程度。
民衆はそこそこのお金持ち。王族からの被害は殆ど無く静かに過ごせる。
親は弁護士、芸能人など。
王族は会長や議員、総理やらの娘。彼女らの命令は絶対である。


…そんな世界の一番下、奴隷として扱われる私。
地獄だ。

「鈴亜」

名前を呼ばれる。見ると凛々しい顔と漆黒の髪を上で束ねた少女がいた。
影廉グループの会長の長女、影廉流衣だ。

「何よその顔….。警戒しなくていいのよ?私、鈴亜と遊びたいだけだし」

皮肉そうな笑みを浮かべる。

「ねぇ、優燐?」

「…!!」ビクッ

ビクッと体を震わせたのは民衆の優燐だ。気弱そうな笑みを浮かべ、

「は、はい、流衣様の言う通りですね…」

と答えた。


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