社会問題小説・評論板
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- 女の子たち
- 日時： 2016/01/10 20:37
- 名前： 汐 （ID: vehLH22f）
さあ、教室へ行こう。
夏梅学園の教室へ。
セイラが待つ教室へ。
ああ、行きたくない。
どうしても。
でも、休んだりしたら、エスカレートするかも？
．．．
怖い。
- Re: 女の子たち ( No.18 )
- 日時： 2015/06/18 16:53
- 名前： 岬野 （ID: Jro3iv1q）
名前 野芒 のの（ののぎ のの）
容姿 腰までの黒髪に淡い水色の瞳。ストレートヘア。絶勢の美少女だが性格で台無し。
性格 現実主義者。人を信じれず人の感情とかが理解できない。自身が大切。
元セイラの親友。
野芒さんと呼ばれる
その他 いじめは自分に影響がなければ好きなだけやればいいと思っている。昔、蘭にいじめられていたときに親友(と、思っていた)のセイラに裏切られそれ以来人を信じない。
有名科学者の野芒乃ノ子の娘のため頭が良く、資金も大量に持っており、セイラはその資金と頭脳欲しさに裏切ったののを仲間に入れようとしている。
サンプルボイス
「いじめ？ああ、いいよ？別に。私に迷惑が掛からなければどうでもいいよ。」
「信じるとか信じないとかさあ。結局最終的には人は自分を選ぶ。自然の道理だよ。」
「は？仲間になれ？ふざけんなよ、セイラ。テメエなんざの下に付く気は無い。」
名前 野芒 乃ノ子（ののぎ ののこ）
容姿 ののと同じ色の髪をポニーテイルにして青色の眼鏡をかけている。白衣。
性格 ののと同じ現実主義者だが、幾分かは優しい人。
ののの母親であり里穂絵の親友。
母さんと呼ばれる。
その他 現状を知らない。ののの一番の理解者。口調が若干男っぽい。有名科学者。凛に尊敬されている。
「私は野芒乃ノ子だ。よろしく頼む。」
「久しぶりだな、里穂絵。凛は元気か？」
「のの、お前は自分が好きなようにしろ。その為なら私も力をかそう。」
- Re: 女の子たち ( No.19 )
- 日時： 2015/06/19 20:14
- 名前： 汐 （ID: s4AxdT15）
マピオンさん岬野さんありがとうございます！
新キャラ
中野美梨
野芒のの(ののぎのの)
野芒乃ノ子
野芒母娘は少し登場が遅れる予定ですごめんなさいm(_ _;)m
- Re: 女の子たち ( No.20 )
- 日時： 2015/06/19 20:28
- 名前： 汐 （ID: s4AxdT15）
くるみside
今日も大変だったな。
黒板消し…
目が見えづらくなるの。
机の上にメモ。
『くるみへ 今日も帰るの遅れそうだから、これで飢えをしのいで。 ママより』
『玲央へ お姉ちゃんとドーナツ分けて食べなさい。 お母さんより』
チョコのドーナツと溶けた砂糖がかかったドーナツ。
チョコの方は食べかけ…
玲央、いないはずだけどなぁ。
食べて出かけた？
「玲央ー！いるなら返事してよー！」
返事が来ない。
どうしよう。
「砂糖食べちゃうよー？いただきまーす」
美味しい。
部屋
はぁ…
なんで私だけ苦労するのよ。
- Re: 女の子たち ( No.21 )
- 日時： 2015/10/31 08:19
- 名前： 汐 （ID: vehLH22f）
蓮side
「蓮、おはよう。」
私、佐々木蓮。実は有名な佐々木財閥の令嬢なんだけど、それは、秘密。
今話しかけてくれたのは、明香。私が許せないセイラ派。根っこは良いってわかるけど、ね。
私がセイラを許せない訳が、何だか知りたい？自分の都合で人を傷つけるからよ。くるみちゃんは、悪くない。くるみちゃんのお母さんが悪いって噂も聞いたことある。でも、それも絶対違うわ。だって、くるみちゃんすごく良い子なんだから。頭脳とかじゃなくて、性格よ。
今日は、くるみちゃんと話したいな。
「中野くる...」
休み時間、いつもなら早弁食べちゃう休み時間。
廊下で見かけた、くるみちゃんの名前を言い終わる前に、くるみちゃんはいなくなった。きっと、私のことが怖いんじゃないかな......
どうにかして、私をわかってもらわなきゃ。じゃないと私、くるみちゃんを救えない。
このクラスには、可哀想な子が居る。ま、家族やペットが亡くなった、とかじゃないけど、中等部3年で無視されてた子なんだ。
「壊れてるよ。リスカまでしちゃってさ。」
これも、セイラのせいだ。そうでしょ？
お母様......佐々木朋美先生も、気付いてよ。
明日こそ、くるみちゃんに事情を聞かないと。私は、昔みたいなこと、もう起こしたくない。私は、
親友を、自殺で亡くしているから。
花菜ちゃんを......鈴内蘭にいじめられて......セイラの姉に。
- Re: 女の子たち ( No.22 )
- 日時： 2016/07/22 16:16
- 名前： 汐 （ID: vehLH22f）
蓮side
中1の夏、私は夏梅学園に入学して初めての夏を迎えた。
私は家には帰らず、寮に住んでいた。
その寮は4人で1部屋で、私のルームメイトは、野芒さん（野芒ののさん）、花菜ちゃん（伊藤花菜ちゃん）、そして……
鈴内セイラ。
私は野芒さんとも、花菜ちゃんとも、セイラとも（！）仲良しになっていた。
だけどある日、廊下で蘭と、友達の智美とすれ違ったんだ。
蘭は当時、中等部の女王だった。
髪を金髪に染めていて、カラコンもしていた。
だから私たち1年生は、蘭と智美を恐れている人が多かった。
「らーん！ 待ってよぉ」
「智美が追いついてよね！ ウチ急いでんの」
ふたりの声は大きいから、私たちはその存在に気づいた。
「うわっ、姉ちゃん」
セイラがつぶやいて、止まる。私もそれにならう。花菜ちゃんと野芒さんは前に進んでいくけど。
セイラは蘭のことを若干嫌いらしい。
「あっ、セイラ！」
と、セイラの存在に気付いた蘭が智美を連れて走ってきた。
しかし……
ドンッ！！
鈍い音がして、見てみると、花菜ちゃんがしりもちをつき、野芒さんは腕をさすっている。
「いったぁ！ もぉ、何？」
その声を聞いて恐る恐る顔を動かすと、花菜ちゃんの前に蘭が、野芒さんの前に智美が倒れている。
＿＿ぶつかったんだ。