社会問題小説・評論板

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深淵境界
日時: 2015/06/15 00:21
名前: みりん (ID: RkLyPv1r)

はじめまして、みりんです

記念すべき初作品、頑張りたいと思います

アドバイス・・・あれば、うれしい限りです

プロローグ ( No.1 )
日時: 2015/06/15 00:28
名前: みりん (ID: RkLyPv1r)


こんな世界、守る必要あるの?

単調としていてつまらないこんな世界なんて

壊してしまえば、満たされるのかな?

あぁ、神様

私は…誰?

卯月の少女たちよ

水無月を制すべき

第一章 卯月、誘われる ( No.2 )
日時: 2015/06/15 00:43
名前: みりん (ID: RkLyPv1r)

クスクスヒソヒソ

「聞いた?あの人のこと」

「あぁ聞いた聞いた、なんでも——」

ありもしないうわさ

ウワサ、ただの噂、誰かのついた嘘

私には関係ない、はずなのに

「聖月さんの好きな人に媚び売ったそうよ?」

ちがう私ジャない

「えっ…そんな人だったの…?ちょっとショック・・・」

私じゃ…ない

私じゃないのに、どうして

「そうだ!仕返ししてやろうよ!」

「そうだね、どうする?」

「ねぇこんなのはどう?」

聞きたく、ない

私は急いで教室へ入った。

バシャリ

制服に水がかかる

気にも留めず、まずは机の上の花瓶を片付ける。

パリン

「痛っ…」

指を切ってしまった、最悪だ

でも気にせず花瓶を片付ける

それが私の使命だから

「こーとはるちゃん♪あーそぼ!」

ゲシゲシと男子に蹴られる

痛い、やめて

そんなことも言えずにけられ続ける

やっとやめてくれた

そう思って顔を上げる

ガッ

「ぐぁっ…」

頭を押さえつけられる

大変だ、このままじゃ

「こいつどうするよー?」

奴等の思うとおりだ

「琴春さんをさぁ…
抵抗できないように一回痛い目会わせようよ?」

やめて

「さんせーい!て、わけだから琴春卯月ちゃん、ごめんねー!」

体を壁に打ち付けられる

反動が起きて、自分が傷つく

そして、上から降ってきたのは

キラキラとした、画鋲

目に入らないように必死に下を向く

失明でもしたら大変だ

だけどそんなことさせてくれるわけがなかった

「だめだこいつ、全然反省してねぇ」

反省する?なんでしなければならないのだ

ただ聖月さんと言う人の好きな人に告白されただけだ

わけがわからない、嫉妬だろうか?

そして何か勘違いしている

私は付き合ってなどいない

考えているうちに私は

3人がかりで押さえつけられ、身動きが取れなくなった。

「脱がすか〜それ〜」

いやだ、なぜ私が

関係ないのに、なんで私が

「いやああああああああああ!!」

『その願い、かなえましょうか?』

誰かの声が聞こえた気がした


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