社会問題小説・評論板
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- 「ごめんね。」
- 日時: 2015/07/28 18:00
- 名前: ゆりな (ID: l8Wvg9Qa)
はじめまして、ゆりなです。
ここには、私の体験したことも少し含めた小説を書こうと思います。
しかし基本はフィクションです。
- Re: 「ごめんね。」 ( No.1 )
- 日時: 2015/07/28 18:06
- 名前: ゆりな (ID: l8Wvg9Qa)
あるところに、女の子がいました
女の子はいつも笑っていました
なぜならば、
ーーーーー独りを恐れていたのです
*
「…さ、りーさっ!」
「!!え、えり…びっくりしたぁ」
そう言って私は今日も笑う。
…もう、慣れちゃったなぁ。
*
なぜ女の子は笑うのでしょう
…それはきっと、独りを恐れていただけではないのです
- Re: 「ごめんね。」 ( No.2 )
- 日時: 2015/07/28 18:20
- 名前: ゆりな (ID: l8Wvg9Qa)
あれは春…私が中学に入学したときのことだった。
桜の咲き乱れる校庭を友達と歩いていると、ふと目の端に写った人物。
「!!」
「?どうしたの…りさ?」
目を奪われる、というのはまさにこの事だった。校庭を少し怠そうに歩くその少年は私を一気に惹きつけた。
一目惚れ、ってやつだろうか。私は今まで恋愛に興味などなかったのだが、ドクンドクンと鼓動の速まる心臓を手で抑えつけるとわかった。
…これが、恋なんだ。…って。
一年三組の教室に足を踏み入れると、心臓が一気に跳ね上がった。
実は、あの“彼”とクラスが同じなのだ。激しく脈打つ心臓。
「あっ…あの」
私は勇気を出して彼に話しかけた。
「…あ?」
あ、あれ…なんか、感じ悪い?
「あ、えと…その…」
何の気なしに話しかけたもんだから話題がない。な、何か…!
「んだよ」
あー…冷たい…なぁ…(泣
「あ!!」
見つけた!!
「早くしろっつの」
「第二ボタン、開いてますよっ!」
…痛い沈黙だった。
「は、はぁ!?」
「や、だってホントに…」
「ホントにとかそーゆー問題かよ」
そう言って彼は苦笑した。あ…。
「?どした?」
「…いえ、なんでもないです」
重なるんだよなぁ…”あの人”と。
- Re: 「ごめんね。」 ( No.3 )
- 日時: 2015/07/28 21:45
- 名前: ゆりな (ID: l8Wvg9Qa)
恋というものは乙女にいつか必ず訪れるものです
彼女の恋はどうなるのでしょう…?
「…ちょっと裕樹っ!」
「やべ、バレた」
こらー、といいながら私は背中に付いたシールを器用にはがす。
私が恋に落ちた彼、佐藤裕樹はあれから何かと私に構ってきた。
「…ホント似てるなぁ」
私は1人、笑った。
「おーい、何してんだよりさー」
いつもみたいにおっかけないのかよ、と笑う無邪気な裕樹に、私はどんどん惹かれていった。
そんな、ある日。
「私、裕樹のコト、好きなの」
「…は?」
私は裕樹に告白した。選んだ場所は屋上でもなんでもなく、殺風景な廊下。
「…嘘つくなよ」
裕樹は笑いを含んだ声で言った。
気持ち悪いかもしれない、引かれるかもしれない。けど…。
「ホントだよ!私、裕樹のこと大好きだもん…」
「!!」
裕樹は目を見開き…。
「LINEで返事する」
とだけ言って、去っていった。
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