社会問題小説・評論板

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〜忘れない〜おばあちゃんから聞いたこと
日時: 2015/09/23 16:50
名前: MIMI (ID: bJ/FDpXT)

〜注意〜
読み切り
短い
THE低クオリティー(高クオリティー何それ美味しいの?)

それでもよければ読んでください。










夏休み、私はおばあちゃんから聞いた。





それはおばあちゃんが今の私と同じぐらいの年頃の話だった。

ある日、みんないなくなった。

     空から降ってきた「たった一つの」物体だけで

おばあちゃんは、親はもちろん友達も、好きな人もみんな、みんなを失った。住む場所も無くした。
おばあちゃんはその現実を受け入れることはできなかった。
ずっと、ずっと泣いていた。その時はすっごく暑い日になったと言った。




その話を聞いてた私はまだ小さかったからよく分からなかったけど、なんとなく悲しい話だと分かった。だってその話をしていたときのおばあちゃんは泣いていたから。

それから時が過ぎて私は15になっていた。今、政治で集団的自衛権とか何とかで問題になってるのをテレビで見た。おばあちゃんが言いたかったこと、今になれば分かる。

「あの時おばあちゃんが伝えたかったことは歴史上の罪だということ。
 そして二度と戦ってはいけないこと。」


私はきっと忘れない。そしておばあちゃんが話したことをきっと、いや
必ず次の世代に伝える。
私は空に向かってそう決意した。







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