社会問題小説・評論板

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ネットいじめ
日時: 2015/10/13 19:24
名前: 櫻 ◆v/rTh0HxaQ (ID: W2nkXu2t)

あなたは、ネットいじめにあったことが、ありますか___?





目次

Re: ネットいじめ ( No.1 )
日時: 2015/10/13 19:36
名前: 櫻 ◆v/rTh0HxaQ (ID: W2nkXu2t)

私は、高校1年生。ゆいって言うの。
周りからは優しくて明るい、完璧な子って言われてる。
でも嫉妬とかされないような、性格らしい。
高校になって初めて買ってもらったスマホ。お母さんからのチュートリアルの後、私はパズルゲームでもダウンロードして遊んでいた。
ゆい「何か新しい、ソフト買おうかな………」
オススメを見ていると、
ゆい「『新感覚LINE!ネット上から友達を探してコミュニュケーションする、『ネッ友ランド』!』って………何これ。でも、なんか面白そう…」
私はそのアプリをダウンロードした。その行為が、
間違いだった________。
ゆい「あ、もうこんな時間…寝よ…」
チュンチュン
ゆい「おはよう!」
学校での休み時間に、友達のさえが言った。
さえ「ゆい!スマホ持ってる?あのね、ネッ友ランドっていうアプリがあるんだけど…」
ゆい「それ、私が昨日ダウンロードしたやつ!」
さえ「そうなの?やったー!じゃあ、ネッ友なろっ!」
ゆい「うん!」
ーー接続中ーー
さえ「でっきたー!」
あい「あ、ゆいスマホ持ってるの?」
こんな感じで、さえ、あい、のの、ゆきと『ネッ友ライン』のグループになった。
ーーネッ友ラインーー
ゆき「どうー?繋がってるー?」
あい「ゆき!繋がってるかなー!」
さえ「ゆきにあい!ねえ、ののとゆいは?」
のの「お待たせ!繋がってるみたいだね!」
ゆい「ゆき、あい、さえ、のの、ありがとう!そしてよろしくね!」
ゆき「うん!」
あい「OK!」
さえ「OKだけど、お腹すいた!」
のの「そうだね!もうお弁当食べないと!」
ゆい「じゃあ、またやろうね!」
ーー終了ーー
ゆい「あー楽しかった!」
その後みんなでお弁当を楽しく食べましたとさ。

Re: ネットいじめ ( No.2 )
日時: 2015/11/07 14:46
名前: 櫻 ◆v/rTh0HxaQ (ID: Ork/qs2g)

家に帰っても、お母さんはまだ帰ってない。。 ネッ友ランド起動。

ゆい「暇〜。」
さえ「勉強は?」
ゆい「あたし、だいたい頭に入っちゃっているから〜」
あい「そうそう、ゆいって頭良いよね〜」
ゆき「入室〜ねえねえ、今度ゆいの家で勉強会とかやらない?」
のの「いいね〜!」
ゆい「いいよ〜!!」


さえ目線
リアル
さえ「ゆい、楽しそうだね。」
今、ゆいを除く私たちグループは家に集まっている。
あい「うん………そうだ!いじめてやらない?」
さえ「あい、なかなかいいこと言うじゃない。」
のの「そうだ、この勉強会で家に………」
ゆき「いいわね〜。」
ネッ友ランド
さえ「ていうか、本当ゆいって完璧だよね〜。ちょっと憎い、けどね〜。」
ゆい「ちょっと、嫉妬しないでって〜。次の勉強会で教えてあげるよ!」
ゆき「じゃああたしたちも、いい事してあげる!」

勉強会
ゆい「こうで、こっちはこう………」
ゆいが、あたしたちに教えてくる。
あい「ってさえ、寝てる場合じゃないよ〜。」
さえ「ごめん〜。」
今あたしは、寝たふりして………お父様の作り上げた、スライム爆弾をゆいの真下に置いたのよね。もちろん机の下だから、ゆいは気づかない。
ゆい「あ、お茶出すね………きゃあああ!」
スライムがゆいの体に付いた。あはっ、惨め。
あい「早くお茶を入れなさい!」
ゆい「わ、わかりました………。」
その間にあたしたちは、スライム爆弾を入り口のあたりに置いた。
ゆい「お、お茶………キャああああ!」
スライム爆弾がゆいの体につく。え、ゆいの親?親は出張中らしい。
のの「あはは、それは粘着版だから、取れにくいわよ〜。」
ゆいは立ち上がろうとしているけど、無駄。そうだ、これ無くなるには1日近くかかるのよね。つまり………ゆいは水も飲めない。
ゆき「スマホでも見ていれば?」
さえ「バイバイ〜」
ゆい「う………助けて………」

Re: ネットいじめ ( No.3 )
日時: 2016/03/02 18:49
名前: 櫻 ◆hjAE94JkIU (ID: ESDOwl5l)

トリップを変えました。


スマホを見てみる。

ゆき「ほんとあいつクズだよね。勉強も運動もできて、調子乗ってる。」
さえ「明日学校でもいじめてやろうよ。」
あい「じゃあ私がかくかくしかじか」
のの「いいじゃんそれ!」


どうして、私が___

母「ゆい、学校に行きなさい。この西園寺家に傷がつくでしょう。」
しょうがない。リムジンで執事に送られる。
言い忘れてたけど、私貴族なの。
生徒A「ゆいさん、これってどういうこと?」
生徒B「ゆきさんたちをいじめるなんて、ゆいさんはいい人だと思ってたのに。」
生徒C「僕の好きなののさんを、よくも………」
わ、私は………
そうだ。
テレビに映し出された映像。


ゆい「あっははは!お前ら最悪!ゴミ箱用意してあげたんだから、さっさと入りなよ!ほら!」
さえ「なんで?ゆいは私の友達なのに………うっ!」
ゆい「うるさいんだよ、ちゃんとゴミもたくさん入れておいたんだ!」
のの「待ってよ、ゆい………」
ゆい「そうだ、お前らのスカート、ボロボロにしておいたからな!」
ゆき「なんで………なんで………」

そこで終わってた。
さえ「次こそ、仕返ししてやるわ!」
そうして、1日が過ぎた。

Re: ネットいじめ ( No.4 )
日時: 2016/11/04 18:15
名前: 櫻 (ID: qSC6ABdB)

ゆい「んん…」
朝の、いつものベッド。じゃない…
「あ、気がついた?」
誰だっけ、ええと…
春奈「やっと起きた!心配したよ〜」
ゆい「って春奈!?」
春奈は中学の頃の友達。春奈は受験に落ちちゃって、「新しい道を探す」って
なんかの専門学校に…ってそんな場合じゃない!
春奈「急に倒れていて、心配したんだよ。幸い近くが家だったから運んできたけど」
春奈は無意識に失礼な言葉遣いを使っちゃう。でも、優しいって信じてるんだ。
ゆい「うん、ありがとう」
春奈「ゆいちゃんかしこいから、勉強とかで疲れちゃったのかな…しばらく休むといいよ」
違う。
わたしは…
ゆい「あのっ、相談したいんだけど、」
春奈「いいよ、なあに?」
ゆい「実はわたしね、クラスの子にいじめられでて…」
無意識に涙が溢れる。そしてわたしは今までされたことを全て打ち明けた。
春奈「そっか…頑張ったね」
子供みたいに泣きじゃくるわたしを、春奈はただただ見ていてくれた。文句も言わずに。
やっとおさまってわたしが周りを見ると、もう夜。
春奈「あ、ご飯食べてく?」
ゆい「…いいの。ありがとね!明日また来ていい?」
春奈「うん!そうだ、思い切っていじめた子たちに「やめて」って言えばいいと思うからさ、頑張って!」
ゆい「うん!本当にありがとう!」
わたしは家に帰って行った。

Re: ネットいじめ ( No.5 )
日時: 2017/03/29 21:13
名前: 櫻 (ID: S6EvXzAb)

更新から非常に間が空きました。
理由として、私受験生になったので更新があまりできません。
この際、ネッ友ランド編、完結します。

ガララッ
扉を開く音が大きい。胸がドクドクなる。
でも、それでも___
ゆい「もう、やめてよ!」
びっくりするみんな。そりゃあ、いじめてない人たちが言われても…
先生「どうしたんだ、ゆいさん?何か心配事でも…」
ゆい「あ…えっと、私いじめられていたんです」
私はすべてを打ち明けた。ネッ友ランドの中でのことも。
生徒A「ちょっと!あなたはののさんたちをいじめていたんでしょ?何被害者になりきってるのよ!」
そうだそうだ、と声が広がる。
その時、ののが突然立ち上がった。
さえ「ちぇっ、やっちゃったか」
え?どういうこと?という声があちこちから聞こえる。
のの「ごめんなさい、ゆいさん。あなたに聞きたいことがあるの」
ゆい「………何?」
のの「あなた、虹村小学の子?」
虹村小学校って言ったら、超お嬢様学校。最難関とも言われるほどだけど…
ゆい「いや?私はそんなところ行ってないよ…」
のの「ごめんなさい」
そう言うと、ののはこう話した。
小学生の頃、同じ名前の「増田ゆい」という人にいじめられていたと。
復讐の為に仲間たちと一緒にいじめていたが、実は違ったと…
のの「もう生きてる価値なんてないわ。この学校から、いやこの世界からさよならするわ…」
マジで最悪じゃん、とか死ねばいいのに、とか声が聞こえる。
でも私は死んで欲しくないよ。勘違いで…
いじめはすっごいひどいことだよ。でも…
ゆい「まってよ!」
のの「え?」
ゆい「私はそんなことして欲しくないよ…またいつもみたいに遊ぼうよ。
友達になろう…ね?」
のの「うん…こんな私でもいいなら…」
それから他の子たちは、警察沙汰になったみたい。どうやら、途中から楽しんでたみたいだしね。
でも…私の未来は、始まったばかりだよ。


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