社会問題小説・評論板

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孤独_立ち向かう勇気をください_
日時: 2015/11/24 11:21
名前: * Y U K A * (ID: QYM4d7FG)


はじめまして、今作品が初作品となります。

*Y U K A*です。今後とも宜しくお願い致します。

今作品は『いじめ』と『虐待』を題材に作品を書いていきたいな、と

思っております。

文章力は全くありませんが、暖かい目で閲覧してくだされば

嬉しいです。

_______________________

[登場人物]



村瀬 舞

中学2年生
無口で冷静、人とはあんまり絡まない。
昔は明るい性格でお喋りな少女であったが…
学校では性格のせいでいじめられるようになってしまった。
両親が不慮の事故で死去した為叔母の家で暮らしている。

立花 沙織

舞の叔母(母親の姉)
冷酷で厳しい性格で、舞を毛嫌っている。
孤児院に居た舞を引き取った人物
舞を放置し夜な夜な毎日出かけていることが多い。

宮下 未央

中学二年生 舞の元親友
塾に通っている
舞をいじめている主犯格のリーダー
家で虐待を受けているため、そのストレスでいじめている。
本当は心優しく、大人しい性格の子。

Re: 孤独_立ち向かう勇気をください_ ( No.1 )
日時: 2015/11/27 20:09
名前: * Y U K A * (ID: QYM4d7FG)

「早く起きるんだ、小娘!」


私の寝ている物置小屋の外から叔母の声が聞こえる。

低血圧でなかなか起きれない、ということはわかっているはずなのに。

ドアのノック音に答えられず眠っていると、ドアが勝手に空いて

熱い熱湯が私の顔に降りかかった。

「ぎゃあああああ!」


その熱湯は約80℃で体温の2倍はある。

目が焼けてしまうんじゃないか、と思うほど熱い。

涙を流して、埃だらけのぼろぼろの布団から起き上がり、ビリビリに

破られた制服を着てリビングへと向かう。

足取りは重く、足枷をかけたみたいで辛かった。
___


「やっと起きてきたか小娘、さっさと飯食って学校いきな!」


「…ッ」


沙織叔母さんにそう言われるのは屈辱に感じるが、ほかの親類が

私の存在を引き取ることを否定したため孤児院にいたんだけど

沙織叔母さんが引き取ってくれたんだから文句は言えない。

地獄の日常と、苦しみにまみれた私を助けてとは言えない。


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