社会問題小説・評論板

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cross dayー終わらない日常
日時: 2015/12/04 17:53
名前: とむこ (ID: .KyU0SCB)

※かなり精神的に疲れてるので気分転換に書いてると思ってもらっていいです。

こんにちは。とむこです。

今回は陰口について書こうとおもいます。

私はいろんな人から陰口されてきました。

特にs.mとn.aにです。

私を見るといつも私に向かって聞こえるようにこそこそ話をします。

正直言ってあいつら二人は人の気持ちや人の死について考えたことないのだろう。

自分らだけいい気になりやがって....うっとうしい!

そんなある日の出来事を言います。

私は、3年生だったので部活の日程決めを3年生全員で行うことになった。 私の隣にはs.m。そいつのまた隣にはm.rがいた。 日程決めが始まった。部長が日程決めの案を出す。

部「なんか意見あるひとー」

その手際のいいこと。皆から愛されてる人だから、私とはまた別の世界を見てる んだろうなぁー。笑わせてくれるねぇー! そして意見の出し合いが続く。私は基本的におとなしく暗い性格なので意見が言えなかった。 私は鼻がむずむずしてきたので、手の甲で拭うようにかいていた、 だけなのに...

始まった。陰口という天敵が。

s.m「何?あれ。あんな鼻ほじった手でティッシュとか拭かないかのかなぁ。あんな手で楽器触られたら汚いの にー。キモチワルーイ。楽器触らんといてほしい。」

s.mは、隣のm.rにこそこそ陰口をした。私の方をじろじろ笑いながら見て。 m.rは、少し、話を聞いて、少し笑った。

そりゃそうだよね。私は、嫌われ者。あいつは先輩にひいきされてる。私は嫌われてる。だからって...私は、鼻が かゆいからかいていただけなのに「鼻をほじってる」ってわざと言われる。勘違いじゃなくわざと間違えて。ほ んっと苛々する!私は、どうしようもない気持ちで怒りが治まらず、貧乏揺すりを激しくしながら、頭に手を当て て抱え込んでいた。

どれだけ馬鹿にすれば気が済むの?

そして、日程決めが進んでいく。

しかし、また、馬鹿にされた。 いい加減にしなよ!

s.mは、n.aのところに向かった。

「なぁなぁ。さっきあの人、頭押さえてたで。そんな悩むことあんのかなぁ。意見も出してへんくせに考えてます みたいなふりしてさー。キモくない?ほんと、そういうのやめてほしい。」

s.mは、そう言いながら、私を小さく指差した。それから、私の真似をした。そう。私がさっき、頭を抱え込んで いた姿勢を。 n.aも頷く。

s.m馬鹿?頭を押さえてたのは、お前の陰口で悩んでるんだよ!

...なんで私だけ... ...なんで私だけ...

私は、涙が出てきた。陰口を言われた悔しさ。悲しさ。辛さが一気にこみ上げてきた。

あいつらは、悪魔だ!人の気持ちなんて考えたことないんだ。ばかばかしい!

死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にた い死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死に たい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい!

心の中で狂ったように叫んだ。甘えてるとか、根性ないとか思われるかもしれないけど、小5の時にいじめられた ことがある私はその記憶が思い出されるのだ。あいつら陰口野郎によって。

でも、我慢した。もうすぐ、日程決めが終わる。

やっと日程決めが終わった。私は、音楽室で独りでご飯を食べた。食べ終わったあたしは、トイレへ行き、トイレ にこもって先程のことを考えた。

怒りが治まらなかった。涙があふれる。

やっと涙を拭い、トイレから出てきたあたし。 重い足取りで音楽室に向かう。 もうすぐ合奏時間だ。 すると、音楽室からs.mが出てきて、私を見るなり、 「もう時間やし、早く合奏きてや。」

何もなかったかのように言う。陰口を2回もしているのに反省一つもない。陰口も人をからかったり悪口を言って いるようなものだから私の中では、“いじめ”だと思った。 何も言えない自分と陰口を言ったあいつに腹が立ってきた私は、今までやったことのないことをしてしまった。

バサッ

s.mの筆記用具をわざと落とした。

あははははははははははははははははははははははははははははは! からかうからこうなるのよ! 筆記用具からは、ペンなどが出てきて、床に散らばった。 それを見た私は、なぜか嫌な人の物を壊すことが楽しくてたまらなかった。

まるで人が変わったかのように....。

「戻ってきたら怒られるし、元に戻そう。」

私は、彼女の筆記用具の中にペンなどを入れた。 だけどそれでも苛々していて、

バンッ

筆記用具を机の上に叩きつけた。

そして、楽器と譜面台を持って音楽室を出た。

バンッ

扉を激しく閉め、急ぎ足で合奏室に向かった。

家に帰っても私は、あの時の悲しさが忘れられず、引き出しからカッターナイフを取り出し、左腕を何回も切りつ けた。腕を切ることは、快楽を得る。嫌なことを忘れさせる気持ちの良い武器だった。

そんな私にある考えが浮かんだ。

醜く、残酷で嫌な考え。 どうして思いついたのだろう。

“あいつを殺したい。嫌な奴皆、殺したい。もし、殺す法が認められたら...。私は、あいつらをとっくに刃物で滅多 刺しにしてただろう。”

「やだ!」 私は、自分の意志と関係なく、殺す事に対しての怖さが浮かび、とっさに叫んだ。 やはり、殺人なんて考えたくない!恐ろしい! 私は、我にかえった。人の命はどんなに脆いか。自殺しただけで死ぬ。心臓をグチャグチャにされただけで死ぬ。 “命はたいせつだ。”と、改めて思った。そして、私は、前に進もうと思った。皆から嫌がられてでもいいから、自 分の道に沿って歩こうと決めた。

カッターナイフを引き出しにしまう。

この先、絶望なのか希望なのか誰にも分からない。

ただ、一つ言えること、それは陰口もエスカレートするといじめに繋がる。