社会問題小説・評論板

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学級委員のターゲット決め。
日時: 2016/01/07 02:45
名前: アブ (ID: z/mcMK1B)

【プロローグ】

このクラスの学級委員は「綾瀬 魔理沙」

真面目で、天才で、優しくて……。

そんな印象が有るはず。

でも、そんなの校長の前だけ。

学級委員になる為に必要な事。

それは、たった三つ。

「残酷」

「判断能力」

「嘘をつける」

この

“三つ”

だけ。

この西園寺学園では、

校長以外の先生は、

奴隷だから。

Re: 学級委員のターゲット決め。 ( No.1 )
日時: 2016/01/07 00:20
名前: アブ (ID: z/mcMK1B)

私は岡野 里奈。

虐め大好き。

今日の学級会は誰が選ばれるのか?

前の奴隷、溝口 早苗は自殺した。

いい気味。

彼奴は虐めを阻止したから、奴隷になった。

え?そんな事したら教育委員会に叱られるって?

魔理沙は社長令嬢。

皆、従うの。

私の親友佑月 朱莉 と 篠山 心

は魔理沙のトップの方の取り巻きなのだ。

朱莉が声を張り上げて言う。

「今回のターゲットは投票数がこのクラスで30人中19人がそうでした。では、魔理沙様。」

「ふふふ。今回のターゲットは、里奈さん。そいつです。

Re: 学級委員のターゲット決め。 ( No.2 )
日時: 2016/01/07 02:28
名前: アブ (ID: z/mcMK1B)

「ええっ。なんで!?!?」

「皆さん。何故だか理由を。」

次々に手が上がる。

「偉そうだから。」

「かわい子ぶってる。」

「うざい。」

「という訳で、里恵さん?死ぬまで頑張ってちょうだいな?」

そう言って高らかに笑う魔理沙。

「如何して?虐めなんてやっちゃいけ無い!」

私は叫んだ。

「え?ふふっ。あんたも虐めていたのにねっ。」

そう言って私は床に倒された。

頭が床に衝突する。

「痛いっ!」

Re: 学級委員のターゲット決め。 ( No.3 )
日時: 2016/01/07 02:44
名前: アブ (ID: z/mcMK1B)

「痛い?うふふ。可哀想にね。」

嬉しそうに笑っていた目が一瞬で目つきが変わった。

「部下達っ!」

「かしこまりました。」

正式な部下は全員で25名。

無理に決まっている。

朱莉と心が部下の中ではリーダーだ。

2人が一歩前に出る。

心「こんにちは。糞豚さん?」

朱莉「心。糞豚には、こんな服似合わ無いわね。」

魔理沙「あら二人。いい事言うわね。」

魔理沙が満足そうに続けて言う。

私「嫌。何する気!?!?やめてぇっ!!」

朱莉「あんたに主導権はありませーん。」

心「ついでに、髪もリメイクし無い?」

皆「さんせいっ!」

魔理沙「でも、普通に切ったらつまら無いわ。」

朱莉「じゃあ、髪を燃やすって言うのは?」

「いいねー」

私の味方は居なかった。

皆お金目当て。

だから、だから、

あ……。

でも先生なら。

「こらっ!やめなさい。」

よかった。

先生なら。

担任の先生は若い女の先生だ。

「皆!彼奴を倉庫に連れてって!男子は。好きにしていいわ。」

わーっと歓声が上がる。

そしてロープでぐるぐる巻きになって、先生は、居なくなった。








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