社会問題小説・評論板

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今あるこの世界
日時: 2016/03/28 22:45
名前: 坂氏 (ID: QVI32lTr)

この世界は灰のように薄暗く
そして...命を大切にしない、お互いに
傷つけあって生きている。
僕はそんな世界に飽き飽きしてきた。
そう思った時だった「変界」が起き
たのは..。
第1章 終わりの始まり


変界が起きたのはいつ頃だったかな。
ふと脳裏にそんなことがよぎった。
自分が生まれたのは町外れにある小さな
村だ、うまれてからずっと親がいなく、
登坂さん一家に養子として引き取ら
れた。
その頃名前がなかった僕は太樹と名付
られた。
僕は登坂さん一家に優しく、大切に
育てられた。
僕は今でも思う...その頃から僕には
あってはならない記憶があったんだ、
人々が殺し合い、人としての誇りを、
忘れた哀れな人々の記憶を...。
「うぅっ、なんだ夢か。」
随分昔のことを思い出していたようだ
あれからもう14も経つんだな。
今は都内の高校に通う高校1年だ。
僕はいつも通り顔を洗い食事をすませ、
歯を磨き、制服を着て部屋から出た。
そしていつものように自転車に乗り、
桜丘高校に向かった。
田舎と違いビルが立ち並び、薄汚れた
空気、都会は全く酷いな。
そんなことを考えながらペダルを全力で
こいだ。
しばらくするとあの目障りな生徒達が
見えた。
朝からとても気分が悪い。
「今日は最悪な日だな。」
そんな事をぼやきながら教室へ向か
った。


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