社会問題小説・評論板
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- 俺の日常が崩れるまであと何秒?
- 日時: 2016/06/15 16:19
- 名前: 無気力ニート(性別・年齢共に不詳) (ID: AbL0kmNG)
手始めにご挨拶
どーも、おはこんばんちわ。
無気力ニート(性別・年齢共に不詳)でーす。
……名前長っ!!!
と、思った方ーーーー!
うん、俺も思った。
しょうがないじゃん?
ネットでいろんなサイト引っ掻き回してペンネームとか調べまくった結果だよ。
要するに俺好みのペンネームがなかったんだよッッ!!(逆ギレ)
……コホン、ちょっと取り乱しました。
今から小説を書いていきまあす。
この小説にはこんな要素が含まれるよ キラッ☆(棒読み)
・文才?ナニソレオイシイノ?
・いじめ、流血表現を含む!
・サン値ピンチ!!
……最後のなんだ………
まあいいや、とりあえず無理な方はプラウザバァックしてくれ。
大丈夫!オケオケだお(はあと)、という方はこのまま進んでくれ。
あと切実にコメントが欲しいです。ください。
前置き長くなってごめんね!じゃあ、小説の世界に行ってらっしゃーい
- Re: 俺の日常が崩れるまであと何秒? ( No.2 )
- 日時: 2016/06/15 16:39
- 名前: 無気力ニート(性別・年齢共に不詳) (ID: AbL0kmNG)
あぁ、そういや自己紹介がまだだったな。
俺の名前は、堀口 雅人。
中学三年生だ。
今は朝のジョギング中。
ダイエット、なんてそんな女子みてぇなことは考えてねーよ?
朝練だよ、朝練。
俺は長身で細身だから、友達に言わせればバスケのイメージがあるらしいが、
陸上部に所属している。
陸上部では「部長」という位置に配属している。
走るのは得意な方だ。
いや、得意というより、好きかな。
ガキンチョの頃から、走るのが大好きだった。
七夕の短冊に書くのはいつも、
【りくじょうせんしゅになりたい】
だったな。
将来の夢は、今でも変わっていない。
おっと?俺は一体誰に話しているんだ?
まぁ、いいか。
「…………っ、はぁっ…………」
目の前に神社が見えてきた。
古ぼけた狛犬が、俺を見下ろす形で立っている。
そして所々ほつれたボロボロのしめ縄。
無駄にでかい本堂。
ここが俺の休憩地点だ。
俺の朝練メニューは、家から半径3kmのジョギング。
でも無理すると倒れるから、ここの神社で休憩をすることになっている。
「あ"ぁーーー……ポカリうめぇ!!」
あらかじめ持ってきていたポカリを飲み、
オヤジみたいな声を上げる。
そして首元にかけたタオルで汗を拭うと、
「よっっし!!また走るか!!」
そう声をあげて走り出した。
これが俺の日課だ。
- Re: 俺の日常が崩れるまであと何秒? ( No.3 )
- 日時: 2016/06/15 16:52
- 名前: 無気力ニート(性別・年齢共に不詳) (ID: AbL0kmNG)
朝のジョギングは終わり、俺は家への道を戻っていた。
玄関の扉を開け、「ただいまー。」と声を上げる。
すると味噌汁の匂いと共に、「おかえり」と柔らかな声が返ってきた。
花柄のエプロンに身を包み、おたまを持ったままこちらを向く母さん。
料理も美味いし、とても柔和で優しい笑顔は母さんの鑑と言える。
成績の事でガミガミ言って来るのは除いてだな。
「走ってきたの?早く着替えなさい、風邪ひくわよ。」
何かと心配症な母さんに「おうともよ」と声をかけ、背を向ける。
そのまま洗面所に入り、Tシャツを抜いだ。
干してあったYシャツを着て、裏側の階段を使ってブレザーを取りに行く。
紺色の、立派な校章の付いたブレザーを羽織り、ネクタイを結ぶ。
入学したての頃はうまくできなかったが、今はできるようになった。
椅子に掛けてあるバッグを持って再び一階に戻る。
- Re: 俺の日常が崩れるまであと何秒? ( No.4 )
- 日時: 2016/06/15 16:59
- 名前: 無気力ニート(性別・年齢共に不詳) (ID: AbL0kmNG)
…………前言撤回。
一階にはもう父さんがいた。
いつのまに起きてやがったのかよ、くそ野郎。
心の中で悪態をつきながら、降りかけた階段をもう一度上る。
父さん………できればそう呼びたくないが……、
父さんは本当に気難しい人間だ。
いつも黙りこくっているし、終始何を考えているのかわからない。
おまけに顔はゴツくて、893っぽいときた。
それに、俺の勉強の成績は気にしても、陸上の成績は全く気にかけない。
ホントウザってぇ奴だ。
何でこんな男と結婚したのだ、母さんよ。
どこに惚れたんだ、と一度聞いたことがあるが、母さんは笑って答えなかった。
「あら?降りてこないの?雅人。」
母さんにそう声をかけられ、ハッと我に返る。
俺は「妹を起こしてくる」と言う口実を作って妹の部屋に行った。
- Re: 俺の日常が崩れるまであと何秒? ( No.5 )
- 日時: 2016/06/15 17:44
- 名前: 無気力ニート(性別・年齢共に不詳) (ID: AbL0kmNG)
「優宇。おい、ゆーーう。」
まだ寝ているらしい妹の体を揺さぶる。
………が、全く起きない。
ので、最終手段を使うことにした。
「あーー!あんな所に巨人が……((「なにっ?!俺が駆逐するぞっっ!!!」
言い終わる前にこいつは飛び起きた。
そしてキョロキョロと辺りを見渡し、すぐ横に俺がいることに気付き、
「………………………………巨人は?」
と聞いてきた。
「……………いねぇよ。いい加減現実見ろよ。」
「そんなっ!!兵長とのラブラブライフが送れると思ったのに………!!」
奴は布団に突っ伏した。
「……………起きろ。殴るぞ。」
「えー………」
「右手と左手どっちがいい。右手は利き手だから、右手がオススメだが」
「すいません。起きます。」
優宇はすぐさま起きると、俺のあとに続いて部屋を出た。
- Re: 俺の日常が崩れるまであと何秒? ( No.6 )
- 日時: 2016/06/15 17:52
- 名前: 無気力ニート(性別・年齢共に不詳) (ID: AbL0kmNG)
このチビは優宇。
俺より二歳年下の妹だ。
一言でいうと………「ヲタク」だ。
コイツの悪口は24時間ぶっ続けで話せると思う。
小学校高学年までは、まあ可愛げのあるやつだった。
「お兄ちゃん」なんて抱きついてきたりした。
しかし中学入学後、突然我が妹は豹変し………
人というのは怖いものだな、と思い知らされるほどになった。
どこで育て方を間違えたのか、あいつは突然俺を「兄貴」呼ばわりするようになり、
一人称も何故か「俺」に変わり、口調も男っぽくなった。
原因は多分アレだろう。
優宇の部屋にまみれている漫画とフィギュア。
どこでそんな金を…と思うくらいのグッズの数々。
奴は中学でできた友達に染まり、アニヲタになったのだ。
確か題名は……進撃がどうたらこうたらだった気がする。
ちなみに本人曰く、
「この口調はイザベルを真似したんだ!」
と前回の笑顔で語っていたが………。
イザベルって誰だよ。