社会問題小説・評論板

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生と死の境界で
日時: 2016/11/04 22:02
名前: 竹 華奈向 (ID: SZKU6Vs0)

僕が死んでも、悲しむ人なんていないんだろうな。
母さんも父さんも僕のことなんて、考えてないんだし。
僕がいけないんだ。
生まれてきたのがいけないんだ。
さぁ、行こう。
死後の世界へ。
「僕だって愛されたかったー!」
言いたいことを大きな声で叫ぶとスッキリするって言うけど....スッキリしないや....。
「さようなら。鈴木 叶夢向(すずき かなた)と言う名の生きているだけの人形よ...。」
あぁ...高いな...。
落ち着こう。
飛べっ!
ああ........。
落ちるってこういう感じなんだなぁ...。
やべっ、怖いなぁ...。
ボトッ。
「キャーーーーーーー」
「おいなんだなんだ!?人が落ちてきたぞ!!」
「早く救急車を。」


あぁ、真っ暗だ...。
ここが、死後の世界かなぁ....。
僕死んだんだ。
あれ?
あぁ.....。
生の世界か.......。
このテレビっぽいのに映ってるけど.......。
消せないかな.....。
もう、生の世界なんて見たくないんだ...。



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