社会問題小説・評論板
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- 俺の天使は天邪鬼
- 日時: 2022/01/17 17:21
- 名前: 星野 柚衣 (ID: YQou4sy7)
プロローグ
俺は桜木 翼。
これから、俺の星の事を教える。
よ〜く聞けよ。いいな?
これは、ある、星の話。その星の名は、地球
大昔は、きれいな星だったそうだ。
星もよく見え、動物たちの弱肉強食で作られた、まさに自然な。星だったそうだ。
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1、天使配布
この星・地球は、環境汚染を防ぐために、AIロボット・地球の天使を配布することにした。
俺の横にいる、この天使も、配布された。主が自然と、環境汚染をしてしまうことを防ぐために配布された。大抵の天使は、主とするものから、名前をもらう。大抵というのは、俺の天使はつけていないからだ。
べ、べつにいじめてるわけじゃない。俺に配布された天使が、天邪鬼なだけなんだ。
名前をつけても、否定する。否定された名前というのは、...呼びにくいんだ。
2、天邪鬼天使
「おい天使」
俺は天使を呼んだ。
「なに?いま、忙しいんだけど。」
得意の否定で、俺を責める。
実際は、ダラダラとテレビを見ているだけである。
ぐぬぬこいつめっっっ!!
「おい!聞いてんのか」
俺は怒鳴りながら、天使の隣にドンッッっと、座ってやった。
「何?私と一歳違いだから許してあげるけど、かわいい乙女の隣にはイケメンがいてほしいんだけど。」
はぁあああ。
こいつ、疲れる。
「ねえ、聞いてる?」
はぁあ。こうゆうときは、ふざけで対処!!
「ん?まさか、天使ちゃん、おれにかまってほしいわけw?」
俺はニヤケ気味に言う。
すると、思惑通り、天使は怒る。
「はぁ!?か、かまってほしいわけじゃないし!!」
ぷりぷりと怒りながら、天使は家事をし始める。
こいつも、可愛いところはあるなぁ〜
内心はそう思うが、な。態度が気に入らないんだよう!!
まあ、見た目は可愛らしいが。
すると天使が、恥ずかしそうに俺を見る。
「ねぇ、怒らないでよぉ〜(´・ω・`)」
なんだこの言葉は!!かわいすぎる。AIだから、感情がない。と言われているが、どうやらこいつはほかと違うらしいんね。
はいはい。と言いながら、俺は学校に行く。今更だが、俺は14である。
「あ、弁当あんがと。あと、行ってくる。」
俺は、お礼を言って、食パンを口に入れる。漫画定番の、アレである。
「え?ああ、わかった。いってら。」
言っとくが、夫婦ではない。恋人でも、友達でもない。その言葉を天使は頭に刻み、動いている。その約束を破ると、天使は、主の目の前で、殺されるのだ。無惨に。
その関係を崩さず、やっていくのは、むずいらしい。(あの天使いわく。)
俺はドアを開け、外に出る。いつものことだ。
だが、俺はまだ知らなかった。
あの、ちょう否定天使・天邪鬼(俺が勝手に名付けた。言っても聞かない。)に、恋が芽生えていることを。
「あいつめぇ。私に恋させやがってえ!!許さない!!...かも。///」
3、臨時休業
俺って、魅力あんのか?
年を重ねるごとに、そう思ってきた。
そんなことを考えてるうちに、学校についた。その時、俺は違和感に気づいた。
ん?よくよく考えると、学校へ行くとき、誰にも会わなかったような...!?
俺は校舎にダッシュで走る。多分人生で一番速いかも...?
だが、俺はまっすぐ校舎のガラスドアにぶつかった。
これは...痛い!!
ぐぬぬと思いながら、学校のガラスドアを睨みつけた。
ふと、みると、ドアに紙が貼ってあった。しかもでかでかと。
「環境汚染で、異常気象中なので、3週間、臨時休業しますぅ!??」
あ〜やっちまった。テレビ見てなかった...
そんな俺と同じく、困っている女子がいた。
女子は、俺に気づいたらしく、愛想のいい笑顔で、手を振りながら近寄ってくる。
〜〜〜!?その瞬間、俺は恋に落ちたので、ある。
ドックッドックっと、心臓が鳴る。おい心臓!!うるせえよ!!
「あのぅ〜」
その可愛さといったら、はぁああ。かわいいしかいえない。
おれは赤くなりながら、女子に返事をした。
「な、なに?」
女子は、もじもじと答える。
「そのぅ、名前を教えてください‥」
なんだぁああ!!!可愛い!!!
「え?あ、桜木 翼。です。」
まずい。顔赤いの、バレたかな??
「えっと、私は、高橋 すずです。14です。その、よろしくね?」
高橋すず?俺の学年で聞いたことない。
「えっと、私転校生で、今日この学校に転校するはずだったんだけど、なんか閉まってて...翼くんも?」
う〜〜〜ん。おしい。俺は、ガラス窓に激突して臨時休業しているのを知ったなんて、言えるはずない。
「えっと、俺、今日臨時休業って知ったから、その、まあ。ね、」
焦るなっ!焦るな!俺!事実だ!これは!事実!!!
「その、変な意味はないんだけど、私、学校終わるまで、親が来ないんです。できれば、その、お家にお邪魔しても?」
OKOKOKと、言いたいが、うちには天邪鬼がいる。
「あ、いいよ。ちと、電話するから、待ってて。」
いそいそとすずから離れ、ドキドキしながら、電話をかける。
「もしもーー」
「ちょっとぉ!!!学校は臨時休業中ですよ?何してるんですか?あなたは馬鹿ですか?は?」
(もしもし!学校は休校中ですよ?どうしたんですか?心配しましたよぉ?)
↑あまりにも嘘すぎるので、カッコの中に、天邪鬼天使の本心を書きました。ちなみに、翼には聞こえてない
ぐむむ。だが、この挑発には乗らない。すずに聞こえるからね。
「あの、客が来るから、お願い。」
これで、OK★
「むぅ。どうなってても、知りませんからね?」
まあ。こう言ってても、ちゃんとしてるから、だいじょぶか。本当は信頼しているのである。
「あ、高橋さん、OKだって。」
////名前を言ってしまった。こんな深刻な世の中でも、明るいことはあるのである。
「あ、翼くん、すずでいいよ。」
あっっ死n...
むん。変態じゃないが、すずさんのくせ毛を撫でてあげたいのである。もう一回言うが、変態ではない。
そうこうしているうちに、家についた。ほんとに今更だが、俺は親を亡くして、一人暮らしである。
「わぁ!ここが翼くんの家?おっきい!!」
これが、彼女だったらどんなに尊いか...
「ただいま。天邪鬼。客だよ。」
「っっっっっ///わかってるよ!!!」
ん。なんか照れてる。
「あのぅ、はいっちゃだめなら、言ってね?」
あ。絶対言わない。マジで。絶対。
「入っていいですよーーー!翼抜きでーーーー!」
馬鹿。めちゃ入りづらいだろ。
はいはい。と受け流し、片付けられた空間へレッツゴオ!!
「異常気象のため、洗剤が買えませんでした。おかえりなさあい。まってましたよ。(棒)」
ぐぬぬ。こいつめ。
「ねぇ?ほんとにいいの?ねえ?」
あ。ご心配なく。あなたは帰しません(?)
「ん。だいじょぶ。こいつ、天邪鬼だから。」
ん。安定の可愛さ(?)
「あ、うん。わかった。お、お邪魔しまぁす」
うん。
「はーーーーーーーーーーーーーーーーーい(棒)
あ。お前は出てくんn((((殴
- Re: 俺の天使は天邪鬼 ( No.1 )
- 日時: 2022/01/18 10:48
- 名前: 星野 柚衣 (ID: gXXhBnTC)
登場人物たちの、押絵は、カキコのイラスト投稿の、小説用押絵のところに投稿しております!!
見に行ってみてください!!
- 俺の天使は天邪鬼 第二話 ( No.2 )
- 日時: 2022/01/17 21:27
- 名前: 星野 柚衣 (ID: YQou4sy7)
4、緊急事態
俺は幸せだ。すずさんと話している。そんなスウィートタイムに、邪魔は入った。
「翼!!やばい!異常気象が悪化して、日本にまで影響が出てる!!あ、ほら!小さいしまが沈んだって!!」
スマホを俺の顔に押し付け、うるさいぐらいの、声で喋る。
う、そんな世の中ってわかってるけど!!これは許せん!!!
「ああ。わかっtええええ!?!?」
ガバっと立ち上がる俺に、天使は怒り、すずは驚く。驚いていても可愛い...
「スマホ返して!!!」
俺は、次の瞬間、衝撃を喰らった。天邪鬼のビンタ。痛ぇええええ
むっとしながらも、こらえて、すずをみる。
「あのぅ、だいじょぶ?翼くん...?」
あ、ダイジョブだけどキュン死するかも...
意識が遠のいている中で、天邪鬼に体を揺すられた。
「おい!寝んな!翼!!!おーーーーーーーーい!!!」
う。うるせえ...俺はキュン死しようとしてるんだ...!!!
天邪鬼に怒りを覚え、起き上がる。
「ん。おは。」
そしてボケる。本心はすずさんにおはようって、言ってほしいのである。
「そのぅ、大丈夫??」
思い道理にはいかなかったが、かわいい大丈夫?が聞けた。
よっしゃあ!!しつこいと思うが、変態ではない。
「早く!!!避難するよ!!!」
......は!?
- 俺の天使は天邪鬼 第三話 ( No.3 )
- 日時: 2022/01/20 11:28
- 名前: 星野 柚衣 (ID: gXXhBnTC)
5、避難は困難・すずの過去
「!?避難!?ねえ、天使ちゃん!!どうゆうこと?」
うん。なんかやばいのはわかるけど、すずさん空気で、和んでいる...
危機感が感じられないというのは、こうゆうことなのか!?
と、俺は内心焦り、天使は友だちができたとニヤけ、すずだけが、パニクっている。
どーゆー状況なんだよっっっ!!!
「ねぇ、こんな事態なんだけどさ、天使ちゃん!友だちになって下さい!!」
あ。うん。天使、ぶっ倒れるぜ。うん。まじで。
あいつ友達いなかったからさ。まあ、すずならだいじょぶだろうけど。
「え!?いいの!?いいの!?え!?いいの!?(三回目)え!?」
一生感謝だぜ!すず様!!!!!これで天使がうるさくならないといいけど...
「ねえ!なんて呼んでほしい?」
???これが友達ってゆうやつ?←友達まだできてない
なんか、すずと天使の間が和んでる...
「えっとぉ、翼が名前つけてくれないので、名前つけて下さい!!すずちゃん!!」
あっ馬鹿っテメエーーーーー!!!!!
お前が否定するから放置してたんだってんの!!!まあ、放置してた俺も悪いんだけど...
「え!?翼...くん!?」
ごかいじゃあああああああ...頼む。平和に終わってくれ...俺の好感度が落ちないように...
「もしかして...翼くん...」
ゴクリ...
「名前が思いつかなかった...??」
...!!!!!!!そう!!そのとうり!!!←嘘
「あ、ああ。まあ。な。」
ふーーーー。危ない危ない。
「えーーーー?違いますよお?だって翼はーーー☓☓☓☓ですもーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん(棒)すずちゃん、気おつけてーーーーーー!!」
ぐっっっっこいつ、人の心が読めるんだった...!!!!
天使は、つぎ、主がどんな行動をするか、心を読んで行動しているのだ。
すずが俺に不安の目を向ける。そうじゃない!そうじゃない!!
(☓☓☓☓を入れたのは、あまりにも、アレですので。もし、☓☓☓が、教えてほしければ、コメ欄まで!!! by作者)
「本当なの?翼くん???」
あっそうだ!
「いや。違う。あと、避難しよ。早く。」
後ろからいや〜な視線を感じてしまう、俺であった。
「でも、私、親と連絡が...取れなくて...その...」
すずは顔を伏せ、しゃがみ込む。そして、泣き叫ぶように語りだす。
「わたし、グスッッッ、私、じつは親に虐待されてるの...だから、外見だけは、スマホ持ってるただの女子を演じているんだけど...私にはね。2つ下の弟がいるの。グスッッッッ」
あ。泣いちゃった...虐待って言ってるけど、大丈夫かな...このまま家に返していいのかな...
俺は、疑問で頭が一杯になったため、すずの話の続きを聞くことにした。
「その弟は、お母さんたちにね、グスッッッッ、ものすご〜く。可愛がられていてね。私が。そうだなぁ。弟が生まれた頃ぐらいから、扱いがひどくなったと思う。幼稚園なんか行ったことなくて。いつも、窓からみえる、楽しそうに通園してる、同い年の子達を見てね。心が痛かったの。私は、買ってもらえるのが少なくて。小学校になってからは、服とか。買ってもらったけど。ノートとかは、ボロボロで。親戚から貰ったって言ってたけど。ページは途中で破れてたりしてね。書き込める状態じゃなかったの。」
泣いているのか、肩が時々揺すられている。見るのも痛々しい。
「弟の方もそうなのかなぁと思って。我慢していたらね。私。見ちゃったの...弟のクラスに、訪問する時期があってね...その時。見ちゃったの。弟の文房具、ランドセル、全部新品だったの。そして。クラスのみんなから、お金持ちと崇められて。弟にリアクションをとらない子たちは、いじめのターゲットにされてたの。自分の弟が、いじめっ子だったなんて。初めて知ってしまったの。私が止めようとしても、聞かないし。本当に王様みたいに振る舞ってたの。もう私。死のうと思ったの。」
そうゆうと、すずは顔を上げ、悲しい笑顔で笑った。
「でも。死のうとしていた所を。親が止めてくれたの。その時は、私のことも、気にかけてくれてるんだって。嬉しくて。自殺を止めたけど。後で理由を聞いたら。絶望したの。はぁ?あんたが死んだら、教育手当、受け取れなくなるでしょ?って。私は、お金のために生きていたんだ。って。なんで生きていたんだろうって。あのとき死ねばよかったって。小5の私は、あのときそう思ったの。でも。死ぬ覚悟もなくて。諦めたの。もう。時が経って、中学になったんだけど。いいことなかった。いじめはされるし。虐待のことも言っても信じてもらいないし。ほんとはね。あのとき、翼くんに、嘘をついちゃったの。ごめんね。不登校になって。学年も。止まったままで。このままじゃいけないって。思って。来てみたら。つばさくんがいたの。家に帰っても。どうせ。泣くまで痛めつけられるだけだし。もう。餓死しちゃおっかな。って思った。でも。もし。翼くんとお友達になれたらね。嬉しいなって。思って。そしたら。天ちゃん(天使のこと)もいて。友達が増えて。嬉しかったの。グスッ、ごめんね。気持ち悪いよね。ごめんね。もう、帰るからね。でも...あと、数分だけ。ここにいさせて...」
俺と天使は、目で会話を交わした。
「「いいよ。ここに住んでも」」
「!!!!!!!!!!!!」
すずは、泣きそうな顔で、俺と天使を見上げた。
「///よろしくです。」
うん。死ぬ...話もできて、同悽できるなんて...!!!!
はわわわ〜〜〜〜〜〜!
俺は、ほわほわしながら、避難の準備を始めた。
ってか、ここ高台だから、避難いらなくね????
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