社会問題小説・評論板
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- snow man と剣士やってます。
- 日時: 2023/02/18 22:36
- 名前: MLフラワー (ID: 4rycECWu)
- プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=13572
舞台は江戸。
ここに悪事をはたらく者を斬る7人の剣士がいた。
初投稿です!
お手柔らかに(笑)
snowmanの二次小説×ファンタジー×トランスジェンダー(主人公)
の小説です!
恋愛要素も入ります!
snowman要素少なめなのでsnowman興味ないよーって人も
是非読んでいってください!
もちろんsnowman大好きって人も読んでいってください!
- お久しぶりです! ( No.23 )
- 日時: 2023/02/16 22:06
- 名前: MLフラワー (ID: Yt9nQPKm)
よっしゃ!テスト終わった!
ということで今日から再開!
今までテストに使ってた労力を小説に全振りだ!
東雲琥珀さん、待っててくださってありがとうございます🙇
200閲覧感謝🙏😭
多いのかわからないけど(笑)
- Re: snow man と剣士やってます。 ( No.24 )
- 日時: 2023/02/18 22:35
- 名前: MLフラワー (ID: 4rycECWu)
それまでの明るさが嘘のように静まる。
解散!とか言ってる場合じゃなかったよね?
「…俺は家族を目の前で殺された。」
最初に口を開いたのは佐久間さんだった。
「今日の夜ご飯何ぃ~?」
「今日はね、二人が好きなお鍋よ~」
「本当ぉ~!やった!」
いつもと同じ帰り道でいつもと同じ会話をする。
そんな時、目の前に黒影組が現た。
「お兄ちゃ…」
「…っ!」
唖然としている間に弟が殺された。
「危な…」
俺をかばってお父さんが斬られた。
「大介だけでも…逃げて…」
お母さんのその言葉を聞いて俺は必死に逃げた。
「ヒック…ヒック…」
呼吸も忘れて走る。
「ウッ…」
俺はその場で倒れた。
「…あっ!照!起きたよ!」
「…ん…」
「俺は深澤辰哉!あっちにいるのは岩本照。」
「あ…はい。」
「今日からお前の仲間!」
「…え?」
やっぱり暗い過去なんだ…
じゃないとこんな強くならないか…
「じゃあ、次は俺と翔太ね。」
え?一緒?
- 長髪に惹かれて ( No.25 )
- 日時: 2023/02/19 11:08
- 名前: 洲﨑結香 (ID: XaDmnmb4)
「お前、馬鹿にしてんの」「ゴミ、クズ、消えろ」「死ね、殺すぞ。ハハハ。ビビってやんの。」
今日もまた、数人の男子に囲まれて―。
ん、別に平気だよ。気にしていないよ。汚れのない瞳が、こちらを見つめている。
やめなよ、と言わんばかりに。
本当はそんな事、思っていないかもしれない。ただの自意識過剰な思考回路のせいで、変なことばかり考える。
ああ、散々だ。朝から重たい教室。そこへ、担任が入ってくる。30代半ばのそこそこな教師。
「今日、私は出張なので、自習続きとなる。だが、集中して取り組むように。
部活動停止日なので、授業後は屯せず、さっさと帰宅すること。先生がいないからと言って、いけ
ないことをする奴がいたら、学年委員の戸津と副学年員の松戸を中心に、しっかり指摘するよう。
私から言いたいことは以上。失礼します。」
あたかも、台本のように口早にいい、ネクタイをきつく締め、教室から去っていった。
静まり返ったのは、ほんの数秒だけ―。担任の足音が、聞こえなくなったのを確認して皆が騒ぎ始める。「よっしゃー、自由やー」と叫ぶ男子。「静かにしてください、隣のクラスはまだ、朝活動の途中です、迷惑になっています。」と注意する戸津さんの声が、叫ぶ男子に押しつぶされている。
ああ、うるさいな。内心、誰もがそう思ったことだろう。
クラスの為に、頑張ってくれている戸津さん、松戸さん。
皆の思いを代弁してくれている。二人はいつも、先頭に立って輝いている。
駄目なことは駄目っていえる。それが出来ている人って、意外に少ないと、僕は思う。
『言葉』ってなんのためにあると思いますか。当時、小6だった僕に与えられた質問。
当時の僕には重たすぎる質問だった。数人の男子と喧嘩をして、ついつい「殺すぞ」とか「死ね」とか言ってしまった。他の男子も「クズ、バカ」と言い放っていた。
その時、僕はこう答えた。
「誰しもが持っている凶器。使うのはとても簡単。だけど…」その続きの言葉が思い浮かばなくて、そこで途切れた。
「うん、そうだね。使うのは簡単だよね。じゃあ、優雅くんにもう一個質問。言葉の悪いところはどこだと思う?」優しい笑みを浮かべながら、そう大西先生は問いかけた。
「言葉の悪いところ?それは、人を傷つけるところじゃないですか。」僕は言った。
「そう、正解。殺す、死ねって言われて、嬉しい人なんて絶対にいないから。」普段優しい大西先生の目が鋭く厳しかった。
「ごめんなさい…。僕、これから使いません。むしろ、殺すとか、死ねとか言ってた人を見かけたら注意します。」と言った。
今はこのクラスの、大半が言葉の使い方を誤っている。
注意、できない。やろうとしているけれど、やれない。あと一歩のところで。
何に怯えているのだろう。何が怖いんだろう。
やっぱり、そう考えたときに最初に出てくるのは、いじめが過激になったらどうしよう、という思い。このまま、言葉の使い方を間違えた人が増加したら、ひどいことになる。
僕が、変えるしかない。いじめられても、笑い飛ばすから。言葉の凶器で、血を流す人が一人でも少なくなるように。
この中学校生活が、言葉によって深い悲しみや苦しみを覆わないように、今は生徒会のいち員として、ふわふわ言葉の呼びかけを始めている。
はじめは、「うわ、子供っぽ。お前が、生徒会とか。馬鹿なの?」批評を受け、悩みまくった。
でも、今は戸津さんや松戸さんが僕の味方をしてくれ、次第にクラスが一つになっていく。
僕の周りは敵ばかりだった。でも、言葉をちゃんと使えば、仲良くなれるんだって初めて知った。
「優雅、今日、予定ある?」「ないならカラオケ行こうぜ。」と、僕をいじめていた仲間たちも、僕のことを許してくれるようになった。僕自身も、作り笑いじゃなくて、心からの笑顔で応えている。
大西先生の問に、今なら
「言葉は傷を修復できる。優しく、正しく使えばね」と言うだろう。
3月16日。中学最後の卒業式。
一年では、仲間はずれだった僕が、写真のセンターで変顔をしているなんて、信じられない。
高校に行って、言葉の使い方を間違った人を見かけたときには、躊躇せずに、教えてあげたい。
この中学校生活で、言葉について学ぶことが出来たから―。
- Re: snow man と剣士やってます。 ( No.28 )
- 日時: 2023/03/06 22:20
- 名前: MLフラワー (ID: hdgWBP0m)
「涼太~それちょーだい!」
「いいよ✨」
その時は二人で遊んでいた。
夕方になって二人で帰っていると、
帰り道が明らかに静かだった。
「なんか静かだね。」
「ちょっと怖い。」
「涼太、俺ん家までついてきてくんない?」
「俺は俺で怖いんだけど。」
「ただい…」
「翔太?ど…」
翔太の家の中は真っ赤になっていた。
俺らは近所の人に知らせて、そこを離れる事にした。
「と、とりあえず、俺ん家いこ?な?」
「うん…」
だけど、俺ん家も同じようになっていて。
俺らはあてもなく歩いた。
日も沈んで、辺りの家も暗くなった頃。
「寒いなぁ…」
「俺も…」
「…あれ?君たち、どーしたの?」
「帰るとこなくて…」
「あ、じゃあ俺らんとここない?」
「え?…」
- Re: snow man と剣士やってます。 ( No.29 )
- 日時: 2023/03/08 17:56
- 名前: MLフラワー (ID: 13XN7dsw)
それぞれ過去の話をして、誰も話さない時間がしばらく経ってから、阿部さんが口を開いた。
「…ほ、ほら!しんみりしない!もう夕方だよ!」
「だな。俺、飯作ってくる。桃花も一緒でいいんだよな?」
「あ、はい。」
「久しぶりの舘様のご飯だぁ~!」
それから皆でご飯を食べた。
一人じゃないご飯って何年ぶりだろう。
「うわっ!」
「フフッ✨」
「ゆり組justice😇」
「あぁ~!阿部ちゃんがぁ~!」
「www(全員)」
さっきまであんな話をしていたとは思えないほど明るくて、楽しかった。
ご飯を食べ終わり、皆で食器を片付けると、居間で作戦会議。
「なるべく今日で黒影組を倒す。必ず二人~三人で行動するように。」
「黒影組の幹部は俺らを狙って、自らここら辺を歩いているはず。」
「絶対生きて帰るぞ。」
「おー!!(全員)」
一斉に外に出る。
ついにやるんだ。俺たちが。