社会問題小説・評論板

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大学占領ー短編ー
日時: 2023/01/29 22:42
名前: もやし (ID: 4IM7Z4vJ)
プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13609

*この物語は東京大学全共闘をモチーフにしております
なお、この小説に登場する大学は架空のものです

2099年日本の税金は上がり続け学生には目もくれないような時代となった

2101年ついに学生の怒りは頂点に達した
2101年1月信濃大学でついに学生らによる大学占領が起こった
僕は正直こんなことはやりたくなかったでも
国を変えるにはこうするしかなかった



1月21日am7:30
僕らは大きい石を持って屋上に集合した。
屋上には100人近くが配備されている
奥の方に機動隊が見える僕はこの時死ぬことを覚悟した

1月21日am11:12
交戦が始まった
僕たち第三投石隊は機動隊に対し手当たり次第石を投げた聞いた話しには
東京のほうでも過去に同じことがあったらしい
政府は何も学ばない事を再確認した

1月21日pm1:03
時刻は昼を過ぎていた奴らの攻撃はよりいっそう強くなるばかりだった
僕は体力の限界が来ていた
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「学生が大学を占領してから2日経っているが一向に止みそうに無いな」
課長は男らしい顔でそういった
彼らはどうしてあそこまでするのですか
僕がそう聞くと課長は
「こうまでもしないと国は動かないと言うことを世間にしらしめるためだろう」
僕はなんとなくうなずいた
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Pm5:30
辺りは暗くなっていた
機動隊長は一度引き返していった
噂によると本堂以外は全てやられてしまっているらしい

Pm8:00
1月はとても寒く凍えしにそうだった
この日はパンと牛乳のみさらに雨のせいか床は濡れていてとても寝れるような状況では無かった
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作戦を変えることにした
中央に2000人の囮を配備し裏口から入る作戦だ
実際課長も不安だったらしいが、
「やらないよりマシ」
だそうだ僕には意味がわからなかった
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1月22日am8:32
機動隊が正面に突然現れた
さらに催涙弾が撃ち込まれとうとう負傷者が出た
休戦し一度負傷者を病院へ運んだ。

Pm4:30
ついにバリケードが破壊されて捕まってしまった
火炎瓶による必死の抵抗も敵わずしてだ

若者無視して高齢者
税金大幅値上げ
これらを掲げ戦い、得られたものは何も無かった。
こんなことをして意味があったのかは50年異以上たった今でもわからない


End


続くかも

もー






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