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本体の妄想吐き出し……
雰囲気小説とも言う。
攻語りです、『変わった世界、すべてに笑顔を…』のカプの高校時代ってことにしてください(笑)






「俺、お前のことがっ」
「……俺たち…友達だろ？」
「でも俺は！」
「なんでそんなこと言うんだよ！！」

届かない…？
やっぱり俺の気持はお前にとって迷惑だった？
だったらなんでお前は無防備に俺に近づいた？
どうして…こんなに想ってるのにっっ！！

「俺だって……俺だって…友達だから…」

いやだ、聞きたくない。

「我慢してた、男同士だし！　友達っていう一線を超えないようにって……我慢してたのに！
なんで言っちゃうんだよ、俺は今のままでよかったのにっ！　俺だって仁のこと…大好きなのに！」

お前は涙を流しながら懇願するように叫んで…。
“友達”という言葉に、俺たちは縛られていただけだったなんて…

「…馬鹿みたいだな」
「馬鹿じゃない！　これは大事な問題…だから」
「俺も…我慢してた。ごめん…」
「なんでお前が…あやま……ひっく…」



これが、俺たちの始まり。
“友達”という言葉はうわべだけで…
好き合っていたんだ…

　　　　　　　　　“友達”から“恋人”へ