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第二話
『君に会いに…』


3次元目の体育。
僕と美雪、そして……

「「体育だりー」」

茨城双子が見学しました。
姉は風歌、妹は風沙。　風歌は風紀委員長　兼　中等部生徒会特別役員、風沙は中等部会計をしてる。

「あっ、あの二人デキてる！！」

美雪は嬉しそうに跳び箱の待ち時間に男子2人がじゃれているのを指差した。

「……あれ、ただ話してるだけじゃん」
「でもでも、受ポジションの子が赤面してるし！」
「あれは運動したから」

それに対して、風歌は冷めた返事を返す。
お疲れ様です。
美雪と風歌は話が通じそうにないので、僕は風沙に耳元で…

「ごめん、少し高等部行ってくる」

と言って、こっそり体育館を抜け出した。



「愁ちゃんのクラスって今なんだっけ？」

移動教室じゃないといいなぁ…、と思いながら早足で高等部まで向かった。



あんなモノを見てしまうとは知らずに……







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本体も美雪のような行為をよくして、同見学者の子に突っ込まれます(笑)