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お久しぶりでーす。
本体インフルでした（新型ではありません）
というわけで三話更新です★



第三話
　　『嘘だよね…』


「愁ちゃんのクラス〜、到着っ」

授業の邪魔にならないように小声で言う。
下の方から覗くと、移動教室だったらしく誰もいなかった。

「なんだー、居ないのかぁ〜」

仕方なく中等部に戻ろうとする。
だが…

「お願いだからっ！　他になにもいらないからっ」
「でも…」

女の人と……愁ちゃん？

「キスして…抱きしめて…」
「…わかった」

嘘…だよね？
告白？　というか愁ちゃん、なんで「わかった」って…

「僕……フラれちゃう？」

自分の言葉に呆然とした…。
今日？明日？
それとも………

「今すぐ？」

やばっ、涙出てきた…





「いーちーごー」
「はへっ！？」

後ろからの愁ちゃんの声。
ビクッと肩を揺らすと、その肩に手を添えられてギュッと抱きしめられる。

「ちょっ、今…人居るっ」
「え？　どこに？」

とにかく愁ちゃんと離れたくて嘘を言ったりする。
そして、周りを見回すときに腕が緩んだから、急いでそこから抜け出して校庭まで逃げる。




『どんなに可愛くたって、どんなに頑張ったって……』

————————僕は“女”にはなれない。

二次元ではお決まりでここで雨が降るのに、僕には降らなくて……
———涙を隠したかった。
———心の傷に染みさせて、すべてを洗い流してほしかった。
———誤解、という望みさえ洗い流してほしかった。


愁ちゃん、バイバイ







———————————————————————
悲恋系になりましたが、ちゃんと結ばれ直してラブコメになるはずですっ
そうそう、最近はベルフラ小説を書き始めようかと考え中……芸能もののパロディーで。
では次はコメ返し〜


>>蜜ちゃん（←
あんなモノってこんなモノ〜（笑）
タメOKだよ〜ん、うちはなれてないから「ちゃん」付けで〜