BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 【イナズマイレブン】僕の事、愛してよッ!!*。【オリ】 ( No.75 )
日時: 2011/03/07 20:44
名前: KIKKO ◆nZ9ukkMlu6 (ID: W0MEbhZQ)

腕につけるアレって、何て言うんだろう……

*。

「巻き込まれる」なんて言い方はナイと思うよ!とすねたような一言を投げかけ、アフロディ(俺は決しててるみんなんて呼ばない)は行ってしまった。

二人(マックス&半田)を、追跡するそうだ。

すぐに見つかるのかよ、と言うと、アフロディはアイスを買うんだからコンビニにでも行くんじゃないかな、と呟いて俺にウインク。何やねん。

『ほら、また口調が変に!全く、女の子失格だよ!!』

どこから声が!!???

と思いしょうがないからイスに座る。やることがない……今家帰ったら怒られるだろうな…帰りたい、帰りたい、あったかハイm〜

・・・・・・・・・・・ん、あれ?


さっきアフロディ、「女」って、ゆった??



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


「風丸ぅぅぅう!!!助けてよーーーー!!!!」

「!?」

突然叫び声がしたかと思うと、マックスが部室に入ってきた。

「どっどうしたんだよマックs」

「あいつ!名前忘れたけど、あいつむっっちゃ怖い!助けて!!」

そしてマックスは部室の入り口の方向を指差す。…アフロディだ。

必死で俺に掴まるマックスは、半泣きだ(半田ではない)。

「ひどいよ!!僕の名前はアフロディ!!てるみんって呼んでね♪」

こちらの方はプンプンと、頭から湯気を立てながらもまたウインク。

何やn……何だよ、もう。こっち見んなって。


「アフロディ君、俺のチームメイトを虐めないでくれるかなあ??」

「そっ、そんな冷たい声で言わないでよぉお!!!てるみん涙が止まんない……だって、だって……女の子だもんっ!」

「それでマックス、あいつに何かされたのか?」「…ちょ、風丸k」

「鬼の形相で見つめられて、さっきの質問に答えろ、ってゆわれたあ!!」

さっきの質問。  ”恋の相談とか無いの??” の事か。

「だってだってー、絶対ありそうじゃんっ!」

うん、確かに…ありそうはありそうなんだよな。そこだけはアフロディに同意。

「だけ!?」

「・・・風丸ぅ〜」

マックスは真っ赤になって俺を見つめる。

今、半田の事を考えてるんだろうか。

………かわいいなあ。

……恋の相談、あるんだろうなあ。

……ちょっと聞きたいなあ。


…どうしようかなあ。






「__マックス、”恋の相談とか無いの??”」



「!!!! っ、風丸の裏切り者ぉぉおおおおおお!!!!!!!」


 

Re: 【イナズマイレブン】僕の事、愛してよッ!!*。【オリ】 ( No.76 )
日時: 2011/03/21 18:39
名前: KIKKO ◆nZ9ukkMlu6 (ID: jYd9GNP4)

生きてます。


*。

こうなれば、言わないわけにはいきますまい。

自分は部室のいすに座らされている。
目の前に、人が二人。アフロディこと亜風炉照美に睨まれ、俺風丸一郎太が口を開く。

そんな状態で、言わないほうがアレかも。

「……そうだよ。」

「!!」

「ぼくは、好きなひとがいます。」


やっぱり・・。

「半田くんだね!?」

もうわくわくが止まらないといったようすで、アフロディ(俺は決しててるみんとは呼ばない)はマックスにつめよる。

「ひっ・・・」

あーあー、もう。マックスかわいそう。

「もう少し優しくしてあげてもいいんじゃないのか。」
「えー、だってえ。こういうコは押しに弱そうじゃない。」

ああ、イライラする。

「いいよもう、アフロディは。俺がやる」

そういって、文句を言うアフロディを押しのけ、マックスの前に出る。

「お前の好きなやつが誰だかは知らないけどさ」


「そいつの、どこが好きなんだ?」

「ふぇ・・」

驚いたようすで、マックスが俺を見つめる。

「………」

俺は、マックスを見つめる。
マックスは、一瞬、目を反らす。

「・・・・ダメなとこだよ」


ぼそっと、ひとこと。

マックスのことばが、やっと出た。

「それっtもごもご」
なおも何か言うアフロディの口を塞ぎながら、なおも待つ。

自分で言わないと、恋愛相談にはならない。
(・・・・・・・・・アレ?マックスはなんで相談に来たんだっけ?)



「あと、一緒にいるぼくを何も言わずにうけいれてね、楽しくしてくれて。」

たしかに。二人は、いつも一緒にいたな。

「好き、って言うのかわかんないけど。好き。」


顔を赤らめて、下を向きながら、ゆっくりと、マックスはそう言った。




「………そっか」

突然、アフロディの声が聞こえた。

「いい人と出会えてよかったね、松野くん」


…?
なんだよ、それじゃあまるで、自分がいい人に出会えなかったみたいな……


なんか変だ、アフロディが。





そんな、泣きそうな顔して。

*。