BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 【イナズマイレブン】僕の事、愛してよッ!!*。【オリ】 ( No.76 )
日時: 2011/03/21 18:39
名前: KIKKO ◆nZ9ukkMlu6 (ID: jYd9GNP4)

生きてます。


*。

こうなれば、言わないわけにはいきますまい。

自分は部室のいすに座らされている。
目の前に、人が二人。アフロディこと亜風炉照美に睨まれ、俺風丸一郎太が口を開く。

そんな状態で、言わないほうがアレかも。

「……そうだよ。」

「!!」

「ぼくは、好きなひとがいます。」


やっぱり・・。

「半田くんだね!?」

もうわくわくが止まらないといったようすで、アフロディ(俺は決しててるみんとは呼ばない)はマックスにつめよる。

「ひっ・・・」

あーあー、もう。マックスかわいそう。

「もう少し優しくしてあげてもいいんじゃないのか。」
「えー、だってえ。こういうコは押しに弱そうじゃない。」

ああ、イライラする。

「いいよもう、アフロディは。俺がやる」

そういって、文句を言うアフロディを押しのけ、マックスの前に出る。

「お前の好きなやつが誰だかは知らないけどさ」


「そいつの、どこが好きなんだ?」

「ふぇ・・」

驚いたようすで、マックスが俺を見つめる。

「………」

俺は、マックスを見つめる。
マックスは、一瞬、目を反らす。

「・・・・ダメなとこだよ」


ぼそっと、ひとこと。

マックスのことばが、やっと出た。

「それっtもごもご」
なおも何か言うアフロディの口を塞ぎながら、なおも待つ。

自分で言わないと、恋愛相談にはならない。
(・・・・・・・・・アレ?マックスはなんで相談に来たんだっけ?)



「あと、一緒にいるぼくを何も言わずにうけいれてね、楽しくしてくれて。」

たしかに。二人は、いつも一緒にいたな。

「好き、って言うのかわかんないけど。好き。」


顔を赤らめて、下を向きながら、ゆっくりと、マックスはそう言った。




「………そっか」

突然、アフロディの声が聞こえた。

「いい人と出会えてよかったね、松野くん」


…?
なんだよ、それじゃあまるで、自分がいい人に出会えなかったみたいな……


なんか変だ、アフロディが。





そんな、泣きそうな顔して。

*。