BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: REBORN 【雪柳の咲く頃に 編】 ( No.11 )
日時: 2010/01/10 20:20
名前: 時雨 (ID: eXx5XrYY)

   七話
    『玲のまわり』


?「どうしたの?入って?」

 雲雀に瓜二つな その女性は首を傾げながらそう言う

山「えっと、どちらさま?」

?「あ、ゴメンね。私は玲の義姉で時雨。変な人じゃ無いから安心して?」

?「姐さーん?」

?「時雨姉ぇ?」

玲「お姉ちゃん?」

 その声に連動するように時雨の後ろから声が三つ飛んでくる

時「海斗、雷次、玲起こしちゃダメじゃない」

 ひょこりと顔を出したのは玲・・・だけではなく、赤毛で眼鏡の奴と
ストレートな茶髪で顔がほとんどふさがれている奴がそばにいた

獄「・・・?」

山「・・・」

ツ「・・・」

 三人は思わず黙ってしまう

 なにしろ玲のまわりには またしてもそっくりな二人がいるのだから

玲「と、とりあえず、入って?」


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?「そうか、玲にも友達が出来たのか。」

?「いや、普通出来るだろ;」

 赤毛と茶髪がいいあっているが、玲はソレを無視して話しを進める

玲「ごめんなさい。心配かけて。微熱なんですけど、念のためって」

?「ところで、俺らは?」

 赤毛の男が聞く

玲「あ。そうそう、この横にいる うるさい赤毛は嵐山海斗。」

海「うるさいのって・・・。どうも、嵐山です。玲の友達って事は
  事情知ってんのか?まあ、玲の部下ってことで。」

 海斗は山本に似ていた
 かなり短い赤毛にわずかに山本より細い水色の瞳
 右手には包帯が巻かれていた

?「俺は、雷次。光声雷次。立場は海斗と同じだ。」

 雷次と名乗った少年は言うまでもないが獄寺似だった
 茶色い前髪があまりにも長いためほとんど顔は見えない
 だが、わずかに覗く瞳は綺麗な金色をしていた

獄「・・・ちょっと待て?部下って事はまさか・・・」

玲「あ、獄寺君と山本君は まだ説明してなかったね。
  気づいたと思うけど私はファミリーのボスで・・・」

獄「やっぱりかぁぁぁああぁぁ!!!」