BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: REBORN 【雪柳の咲く頃に 編】 ( No.16 )
- 日時: 2010/01/11 14:42
- 名前: 時雨 (ID: Bj.1bVbu)
十一話
『告白を素直に聞きました』
山「え!?玲!!?」
獄「なっ!?」
雲「・・・はぁ」
待ち合わせ場所でのみんなの反応は想像通りだった
玲「・・・/////」
ツ(か、顔合わせられない・・・/////)
顔を真っ赤にしてうつむいてしまった玲
それに対し、さっきのキスのことでツナは半分放心状態
山「ツナ?なんか、顔あかk「大丈夫ッ!」
ツ「大丈夫。なんでもないから」
首を傾げる山本にツナは苦笑いを返す
雲「玲、いいのか?それで出歩いて。」
玲「ビルヴィスだってばらさなきゃ大丈夫。」
雲「そう。ならいい。」
玲「それにもうキャラ作りも疲れたぁ!今日ぐらい、男の子満開で!!」
雲「・・・五月蠅い。」
玲「もう、恭弥君、かわんないんだから」
クスクスとまだどこか幼げに笑って雲雀の手をとる
玲「この町、案内してくれるんだろ?」
雲「・・・」
普段はポーカーフェイス並みの無表情な彼も、今日ばかりは呆れ顔だった
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玲「みんな、一日ありがとう。俺につきあってくれて。特に恭弥君」
雲「・・・別に」
玲「・・・・・・照れてる?」
雲「・・・」
ギロッとご丁寧に効果音付きでにらまれる玲
だが、かすかに雲雀のほおに赤みが差していたのに気づいたのか
気づかなかったのか
玲(今日も・・・)
ただ、一つだけ気になることがあった
玲(今日も獄寺君、話しかけて来なかった)
聞かれれば返事はするのだが、どこか上の空で玲には一言も
話しかけていない
ツ「あれ、そういや山本は?」
玲「用事があって先に帰ったけど?」
ツ「そう。いつからいなかったんだろ?」
玲(今日はやけに無口だったしな・・・)
ツ「・・・あ、あれ?もうこんな時間!?悪い!俺、用事あるから
二人で帰って!」
ツ(本当は、居辛いだけだけど・・・)
顔が赤くなっていることに気付きツナは慌てて首をふる
ツ(だ、だめッ!玲は男の子なんだから!)
そこまで考えて、ツナは気がついた
ツ(あれ、俺、玲のこと・・・)
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ツナが走り去った後、玲は呟いた
玲「あれ?ツナ、二人じゃなくて三人・・・って、恭弥君いない!?」
獄「結構前に帰ってったじゃねぇか;」
玲「・・・あ、獄寺君、喋った!よかった。俺、無視されてるんじゃ
ないかって心配で。」
獄「い、いや、無視なんてしてねぇよ。ただ、話しかけづらくて。
その、俺さ、気づいたから。」
玲「?」
獄「玲、俺、お前が男でも
好きだって/////」