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BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: REBORN 【雪柳の咲く頃に 編】 リク受付開始! ( No.54 )
- 日時: 2010/01/23 15:25
- 名前: 時雨 (ID: LmekyLqy)
二十話
『骸と玲と時雨の間』
骸「嫌ですねぇ。そんなに嫌われてしまうとは」
玲「・・・」
骸「僕はまだ何もしてませんよ?」
ツ(ま、まだ!?)
玲「・・・何が言いたいんだ?」
骸「簡単な事ですよ。君と、手合わせがしてみたい」
玲「は!?」
思わず声を上げた玲に、骸は ずい と顔を近づける
骸「君には何か変わった雰囲気を感じるんですよ。ただそれだけです。」
ニコと愛想笑いとも受け取れる、静かな笑みを骸は浮かべた
玲が、思わず 目を疑ったのはその時だった
玲「・・・間違い、無いみたいだよ。お姉ちゃん。」
時「言われなくても知ってるわよ。648秒前から」
玲「あの時の、少年の目だ。」
骸「・・・」
すっ と骸の笑顔が違った雰囲気へと変わった
骸「覚えていましたか・・・。君は、あの時の少女で間違いないようですね」
玲「俺は・・・男だ」
骸「知ってますよ?」
だから こいつは嫌いなんだ と、玲は内心毒づいておく
時「一言、いいかしら?」
骸「何です?」
時「あなた、今はどこにいるの?本人の体を使いなさいよ」
しゅっ と時雨は細い目をさらに細めて言った
骸「前にも言いましたが、出来ないことなんですよ。僕は犯罪者らしいですから」
玲「じゃあ、手合わせしないでおくよ。俺だって、他人を巻き込む事だけはしたくないからね」
ふいに 玲はそう言った
骸「この子は、僕そのものですが」
玲「それでも、別人に変わりないし、また、逃げられるからね。三年前みたいに」
骸「おやおや」
呆れたように骸は笑うが、玲の影は濃くなるばかり
ツ「三年前・・・?」
時「・・・そうよ。私が、あいつを嫌いになった日ね。丁度、こんな風に
雪柳の花が咲いてたわ ——」
時雨は、満開になった雪柳の花を眺めながら、ゆっくりと語り出した
骸と、玲と、そして自分の間を
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