BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: REBORN 【雪柳の咲く頃に 編】  リク受付開始! ( No.55 )
日時: 2010/01/23 18:37
名前: 時雨 (ID: LmekyLqy)

   二十一話
      『過去の運命』


その少女は剣士

いずれは人を斬るであろう剣士

だがその少女は斬ることをしない

斬ることは運命なのに

運命なんて、知らないと言った


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    三年前


時「玲、どうしたの?」

玲「・・・何にもないよ。」

 腰に垂れたツインテールの長い髪が、玲の顔の動きに合わせて揺れる

時「・・・何もなくは無いわね?」

玲「・・・赤い目の少年。そう、右目だけ赤いあの少年。」

 その少年には見覚えがある。
 三日ほど前から、この辺に現れた子だった
 なんとも、不思議な子としか言いようがない

玲「あの子が、『運命って知っていますか?』って」

時「?」

玲「あの子は『剣士ならば、斬ることが運命』って言うから、そんなのなら
  知らないって言ったけど」

時「・・・気になるのね?運命かどうか」

玲「それもあるけど、何というか、あの子、嫌なオーラしてるの。・・・こう、
  ゾッとするような」

時「・・・・・・」

玲「『明日、また会いましょう』って言って、その子は消えていったんだけど
  何なんだろうって。子供じゃないのはすぐに分かったのに。」

時「明日、分かるわね。何がその子なのか」

玲「・・・ん。」


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 彼女は、来てくれました
 あんな言い方でも、きちんと向き合おうとしてくれたんですね
 自分の運命に

骸「おや、来てくれましたね」

 僕は今は、ストリートチルドレンに体を借りて話している
 本物は危険なんでね

玲「・・・率直に、聞かせて。あなた、何なの?」

骸「僕は・・・そうですね。何なんでしょう。」

時「・・・やっぱり、子供じゃないわね」

 そんなこと、会う前から気づいてましたね?
 それをさらっと言ってみせると、彼女はこう言った

時「じゃあ、こうしましょう








            私と、戦ってみない?」