BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 【色々】透明サイコロジー【短編】200企画、刻鎖様リクうp! ( No.214 )
- 日時: 2011/01/11 20:07
- 名前: ささめ ◆rOs2KSq2QU (ID: jbwgUQwv)
- プロフ: ※もしもマユが正常で、まーたんを演じていたらの世界
「貴方はみーくんじゃないね」
あら、ご名答。確かに私はあなたのボーイフレンズのあっきゅんとやらではないわ。ちなみにあっきゅんは今、貴方の為に豪雨の中で雨達とレスリング中よ。どう? 気になる?
「別に、……って言ったら嘘になるかな。ふふ、嘘だけどって奴」
…………。
貴方って、確か初期ファミコンのような知能と性能の人間ではなかったかしら。少なくとも、私の知ってるあっきゅんのハニーの頭はミートパイという風の便りを森の熊さんから頂いたのだけれど。
「ん、ん? あー、それは××君の前でのまーちゃんの話。今の私は御園マユだよ」
そこに大した違いはあるの? まるで初期ファミコンと巷で有名なウィルとやらの違いのように(どや顔)。
「いや、貴方が思ってるのってウィーのこと? ウィルって……どんだけ時代遅れっていうか英語読めないのっていうか」
教養と常識なんて母の胎内に置いてきたのよ(さらなるどや顔)!
「まぁ、どうでも良いけど。貴方が私の物になるんなら」
…………(二回目)。
え、ちょっと待って頂戴な、何でそんな頭の螺子ぶっ飛んだ話に摩り替わったのかしら。カッコウでももうちょっとマシな卵の掏り方するわよ。ていうか貴方はあっきゅんのことをらぶゆーなんじゃ?
「うん。まーちゃんはみーくんが好きなのだーのだのだー! みーきゅんみーきゅんっ、私みーくんだらけの世界でらぶらぶちゅっちゅしたいー! みーくんだけで良いー! ……みたいな?」
いや、みたいなじゃなくて。というか貴方、もしかしてそr
「フリに決まってるでしょ。こんな頭の痛い子、実際にいたら困るし? ××君————ううん、みーくんは、よくこんなまーちゃんのお世話できるねー! さすがまーちゃんのお婿さん、ぱちぱち」
貴方って、嘘吐きね。
「今更?」
……そう、今更の話ですわ、すわすわ。
■彼←嘘→彼女
それでも彼は、それが偽の×だとは知らないのかしらね。
とても可哀想だわ。……嘘だけ、ど。