BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- ■バレンタインデー小ネタ集 ジャンル多々 ( No.232 )
- 日時: 2011/02/15 19:49
- 名前: ささめ ◆rOs2KSq2QU (ID: zi/NirI0)
- プロフ: 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ!! 無駄ッ!
「今日は2月15日なわけだが」
開口一番に言われた。何ぞ、と寒さでちぢ込めた首を微かに目の前の彼女に向ける。朝っぱらから意味不明な言葉だが、滅多に話さない(俺の前では饒舌)彼女が言うことには、何か意味らしい意味があるんだろう。ほふぁーと白い息を吐く。
「……昨日の甘く茶色い物体は、男女同士で渡しあい乳繰り合うという目的のために使われた手法だ。だけど今日は2月15日————昨日のバレンタインとかいうよく分からない行事には全く関係無い!」
一息でなにやら難しげなことを語る彼女。道路のど真ん中で皆大好きバレンタインデーを否定しやがった。その解釈キリスト教の人の前で言ったら絶対怒られるぞおい。
「だから、この甘く茶色い物体は決して昨日とは何の関係も無いんだから変なこと考えずにただ黙って受け取れ源田」
ほら、と何か手渡された。小さな袋で、見ただけで頑張った感が溢れるラッピングも施されてある。ほほぉ、つまりそういうことか。
「………………まぁ、ありがと。不動」
————————源不(♀)
*
「ミスターミスター、チョコレートはどこですかー」
「起きたばっかで朝食を作り始めた俺に何言ってんだ……昨夜さんざん色々荒ぶってくれたお前が……」
「それとこれとは無関係です」
きゅぴん、と某菓子屋の人気キャラクターのような表情をしてみせるジョルノ。対してキッチンの前に辛そうに立っている(顔がすでに死んでいる)ミスタ。2人の対照的な空気を破るように、ジョルノがにこりと笑って言った。
「チョコプリンで良いですから」
「そういう問題ではない」
————————ジョルミス
*
決して彼に好意を持っているから渡すわけではないのだ、と言い聞かせる。なのになぜ自分はこんなにそわそわしているんだ? とも問う。人間観察大好きな自分が、なぜこんなに自分のことで気が動転しているんだろうか。おかしい、おかしい。何かが可笑しいのだ。何でこんなお菓子ひとつにこんな風に慌てて困って照れるのだ。たかが、こんなチョコレートひとつに…………ッ!
「シズちゃんこれあげるくたばれッ!(ばしっ)」
「素直に貰うがなぜ俺ははたかれたんだノミ蟲……」
————————シズイザ(♀)
■2月14日の何処かの誰かと2月15日の何処かの誰か①
まだまだ続くよ、とか言ってみますお。