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BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- 番外→通行(♀)止め ( No.301 )
- 日時: 2011/04/30 03:11
- 名前: ささめ ◆rOs2KSq2QU (ID: uHvuoXS8)
- プロフ: 何が書きたかったのかよく分からない話
「うぎゃぎゃぎゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃぁ」
狂ったように笑いという感情を吐き出しながら、番外個体は一方通行の腕を掴み勢い良くうなじの辺りへと捻った。当然の如く無理に捻ったせいで一方通行の腕は嫌な音をたて、折れる。一方通行の唇の端から小さくうめき声が漏れた。だが番外個体は嘲笑も止めず、今度は残してあった左腕を同じように折った。ぎゅぐりという深いな音が床に転がる。一方通行は泣きもせずにその痛みをじっと歯を食いしばることで耐えていた。番外個体は整った顔を狂いに歪めて今度は右足を掴む。やがて、鈍い音を発して白髪の少女の右足は使い物にならなくなった。
「うぎゃきゃきゃうきゃぁあ、あ、ぁが、あぁ」
潰れた片足を指で押さえて、さらに歪んだ表情で番外個体は呟いた。
「……ぶっ壊しても、ぜんっぜん駄目だな」
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