BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- いおたん+潤 台詞のみ ( No.340 )
- 日時: 2011/05/31 22:38
- 名前: ささめ ◆rOs2KSq2QU (ID: uHvuoXS8)
- プロフ: きっとぼーっとしてるよコイツら
「兄さんを箱に詰めてみたらー幸せになれるとー思ううーっううー」
「何故に炉心融解的な感じで恐ろしいことを呟くのかね妹や」
「愛してるからですうっうー————真っ白な光ー体内で綺麗ー」
「何か弾けた!? 真っ白な光が体内でピカッ!? うはぁ伊織ナイスSさすが俺の愛妹超グッジョブ」
「興奮しないでくださいよ兄さん」
「軽蔑しないでちょうだいよ妹よ」
「嘘だけど」
「嘘だけど」
「……いや、ライトノベルのネタパクリだなんて洒落にならないほど寒いんですよ? リアルではライトノベルの熱い台詞もリア充やパンピの『うわ、何その言葉いつ使うのwwwwちょww』みたいな感じですべてパーですよ兄さん」
「ははは、ライトノベルのネタだなんて失礼な。これは俺・の・嫁! のネタです」
「真顔で嘘っぽーい。てかみーさんを嫁にしちゃいましたか」
「みーちゃんだったっけまーちゃんだったっけ、どっちにしろあのSさとヤンデレさは——————ッキャッホォォォォォォイ! 伊織、今すぐ俺に静雄を投下して! もしくは本気切れした一方通行とかさァ! アクタベちゃんでも可! いやむしろ全ての怒りよ俺のところに集まれェェェェェ!」
「素敵な元気玉ならぬ怒り玉の集め方ですね兄さん。悟空もびっくりですよ。まさかこんな一般人が全世界の怒りを集めようとしてるだなんて。……やってることは世界平和につながりそうなのに、理由が欲望に忠実過ぎて褒めにくいです……」
「キタァァァァァ!」
「来たんですか」
「俺が立つこの中心からマグマ突き抜けて真下、そこから地球を百八十度分俺のこの座標まで走ってきてさらに一歩か二歩南に歩いたとこにいる人の怒りを俺は受信した!」
「あ、その怒り私です兄さん。ヒント、兄が酷すぎて目も当てられない」
「そして胸も当てられない、と」
「そうそう。ってコラー」
「棒読みで怒りつつ的確に目を抉ろうと構えるそのポーズ……貴様、もしや……!?」
「もしかしなくても実のいも」
「フリーザだったのか!」
「人の声遮っておいてボスキャラ認定だなんて……兄さん、貴方はこの竜咲伊織ちゃんを敵に三百六十度回しちゃいましたよ!」
「ごめん、それ今の定位置に戻ってきてるよ伊織」
「…………くっ、揚げ足をとるのがお好きなようで」
「俺が好きなのは俺を蹴ろうとした足に真正面から臨むことだけだよ。……あ、そういえば伊織」
「何ですか潤兄さん」
「何故に名前プラス兄さん?」
「何故に名前プラス兄さん?」
「訊いてるのはこっちだよいおりん」
「訊かれてるのは私でしたねじゅーりん」
「うーん。じゅーりんって言われるとさ」
「はい?」
「蹂躙を思い出してひどく卑猥な思いにな————、って伊織、何で逃げるの」
「すみません。兄の嗜好と思考に妹という名の素敵な美少女伊織ちゃんはもうどん引きです。おいとまさせて頂きます」
「そのどん引きが……良いッ!!」
「帰ります」
「嫌です」
「ちょ、腕掴まないでくださいよー」
「じゃあ伊織は俺の下半身の腕を掴んだら良いんじゃないかな!」
「どんな交換条件というか脅迫ですか。訴えますよ」
「はい全裸で」
「そこはせめてはい全力ででしょう。全裸と全力間違えないでください」
「わざとだったのだ!」
「どうでも良いのだ! …………ってことでさらばっ!」
「あ、ちょおま、伊織、いお、伊織ィ——————!」
■某兄と某妹のよろしくない日常ペース!
(この後無事に妹は兄の膝元に擦り寄ってきました、と)
(過去のこと捻じ曲げてまでアンタは妹を傷つけたいんですか?)