BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

言葉通りに死にたい ( No.568 )
日時: 2012/12/15 21:31
名前: ささめ ◆rOs2KSq2QU (ID: .XV6mGg/)

「何で××ちゃんうちとご飯食べとんの? mmmちゃんたちは?」
「別にー? アンタが一人で保健室弁当はつまらんなーって思っとりそうじゃなーと思ったけぇ来たんよ」
「別につまらんくないし! ……てか、××ちゃんがおらんかったら、あの子ら寂しがるんじゃないん。大丈夫なん?」
「さぁ、どうじゃろねー。まぁあたしがおらんでも普通に楽しく出来るっしょ」
「…………何ていうかさー」
「うん?」
「××ちゃんって、何か昔からそうよね」
「そうって? ……そうってどうよ?」
「中学から、っていうか、小学校からっていうか」
「うん」
「中三のときのあん時もそうだったし」
「あん時ってどの時よ」
「hhhちゃんとtttちゃんから、離れようとしたとき」
「……………………………………………………あー?」
「なんか、“自分はどうでもいい”って感じでおるよね」
「だってそうじゃん」
「うちはそうは思わんけど」
「……えー、だって考えてみぃや。あたしがおらんくなったからって何も困ることないじゃん。女子には偶数が合うらしいし——てか、逆にあたしがおらにゃーいかん理由がないっしょ?」
「そりゃそうかもしれんけど……」
「誰もおらんときに話しかけるとか、テンションあげたいときにおればいい!……ってぐらいのレベルでいいんだよ。都合がいい時に使えばいいんだって、あたしのことは」
「…………」
「そんなもんじゃろ、普通? だからぁ、別にあたしがアンタと昼ご飯食べても問題ないって」




「……やっぱり、××ちゃんって、アレだよね」
「だからアレって何じゃい!」
「都合の良い女」
「知ってるわくそ」






///全知は諦めを産み落とす




***


短編でも何でもないksみたいな

あの子の目がすごく怖いなぁ。全然喋ったこともない友達の友達だけどあの子は何に威嚇してるんだろう大丈夫だよささめさんすぐ諦めちゃうし手放しちゃうし譲っちゃうから君のその趣味が同じで喜んでるであろう素敵な友達はとらないよこれは単純なスキンシップで別に君が大切にしようとしてるそれをとっちゃわないからこれは私のものよなんて主張する体力も気力も同情を誘う涙も相手をひきつける言葉も持ち合わせてないから、だから安心してよ、大切なものなんて手に入らないことはね、もう知ってるから、諦めるよ