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どうもこんにちは。
あげ目的で来たところ、急に更新したいという欲求に狩られた者です。

第２２話　４組外は・・・ダメ？

俺は、何故今この状態に陥ってるのですか。

「吉田ぁ・・・吉田って、今も中原が好きなの？」

今の状況を説明しよう。
いや、その前に俺が誰だか言おう。

登場人物のところに記されている割に、
今のとこモブみたいな扱いでしか登場していない吉田です。

えー・・・今の状況。
俺は今、高田によって教室の壁に押し付けられている。
何故こうなったのかそれまでのことを説明しよう。
・・・さっきから説明ばっかりだな、俺。


　　　　　　　　数分前

俺は今日、なんとなく朝練がある日と同じ時間に登校した。
この日ばかりは皆起きるのが遅らしく、２組はおろか他のクラスを見ても俺しかいなかった。

「(あー・・・誰もいないと楽だけど暇だなぁ・・・)」

そんなこと考えてたとき。

「ん？おー、吉田ぁ！」

高田に声を掛けられた。
少し話したところ、高田も俺と同じく早く来てみたらしい。

誰かが来るまで話そう、ということにになり・・・

「吉田ってさあ、今好きな人いるー？」






——そして現在に至る。
何故好きな人の話をしていたらこうなるんだ！
つーかなんで俺の好き“だった”人の名前・・・気付いてたのか！？

「けっ、圭介はどうなんだよ！圭介も中原のこと・・・。・・・！」

なんでだろう。
何か、俺今何かを感じとった。
多分、目が急に潤ったんだと思う。そんな感覚がしてるし、高田の顔もうろたえている。



…………………………恥っず!!!////////

「吉田、どうしたん、急に・・・！え、痛かった？顔も赤いし・・・」


今の吉田の顔。
・涙目
・真っ赤
・でも我慢。

可愛えええええええええええええ！！！////　by高田

「見るなッ！！///」

「やっぱ、吉田は中原ラブ？」

わざとらしい子犬のような目をする高田。
・・・はっきり言って、あんまり可愛くない。
けど、そんな高田見てると・・・顔の火照りが更に増してった。


・・・俺、また変なの好きになっちゃった？//