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第２５話　登校中。

いつもよりもちょっと遅めの登校。
朝練無いし、いいよね。

「白井」

「むぅ？」

「一昨日・・・あれ？いつだっけ。
まあいいや。２日前くらいにさ、安田と一緒にいたよね。どしたん？」

「・・・２日前？ああ、あの時か。勉強会(？)やってて・・・

って、良太見てたの！？」

「え？うん。白井の顔赤かった。」


そんな顔でさらっと言うなよおおおおおおおお!!////
えー、白井です。
今、さらっと良太に恥ずかしいとこ見られていたという事実を告白されました。
表情がめちゃくちゃ可愛かったです。

「なんか変だなーｗって思ったんだけど・・・どうしたの？」



「……………太のこと…好き…て…安…に…//」

「ん？俺がどうした？」

「何でもないッ！//」

ああ・・・また素直になれなかった・・・。
これだから兄ちゃんと良太にツンデレだとかいろいろ言われるんだろうなぁ・・・。

お兄ちゃんと良太(と安田)のバカ。　ｂｙ白井

俺のこの気持ちって、良太に届くのかな…？
いや、届いたら届いたで恥ずかしいけどさ・・・そろそろ・・・ねぇ？

俺は小学生の時からずっと・・・良太が一番・・・


「——良太が一番…だからな……………？」

「・・・うん。ありがとう」

「・・・//」





















ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!


今俺、かなり乙女だった！？超乙女だった！？
最悪最悪サイアク!!

・・・全部、良太のせいです。(断言)
バカヤロウ・・・///


・・・と、クールに振舞うが心の中で１人暴れまわる白井であった。