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第９話　美術部とかの話声(浜田)

大分中学校という面倒なものにも慣れてきたある日、美術部連中とかの話声が聞こえてきた。
「星」「高杉」と聞こえてきたので、俺は黙って耳を傾けた。
だって気になるし。

「高杉さぁ、小学校でやったクリスマス会？のケーキ作り、めっちゃ貢献したんだよ。」

「かわいいな、おい！ｗｗ」

確かに。響、料理得意そうだもんな。
・・・響、いい嫁になりそうだな・・・いや違う違う！

「んで、後で高杉が『俺よくウチでケーキ作ってるから！』って言ってたん！ｗ」

家でケーキを！？女子かよ響！

「ｗｗかわいいな、高杉！」

ほんとにな。全くだよ、うん。その通り。

「星と中原は料理出来なそうだよね。ケーキ作りとか、絶対クリームしかやらせてもらえないよ、
あいつら。」

ああ、まあ。危なくて包丁渡せないかも。

「最終的に浜田が鼻血出せばいい。」

誰が出すか！あ、でも星が可愛くて出すかも。


分かったこと
　あいつらの話を聞いてると、怖くなってくることが分かりました。　浜田裕介