BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: *一年ノ僕ラノ物語*【BL】 参照1000突破! ( No.242 )
日時: 2010/12/13 19:02
名前: つんさど ◆GAcxLZeYnw (ID: iGvI5nur)
プロフ: BLに新スレ立てますた^p^

第34話 合唱祭前のとある出来事。

「ぁ、安田ー」

「うん?なに響」

朝練を終え、教室に入った瞬間凄い笑顔の響に捕まった。
バスケ部がやけに終わんの早い気がするが、今何より気になるのが、

「wwwww」
「wwwwwww」

俺の席の周辺にいる、こちらを向いてニヤつく女子達だ。
だがしかしスルーした。

「どーしたん?」

「いや、特に用事はないんだけどさw
安田もう帰ってるかなーと思って浜田とか置いて走ってきたらあいつら(女子共)しか居ないから・・・

安田がすぐ来てくれてよかった」


「ああ、どうも・・・。
つかなんで高ちゃん待ってたん?」

「え・・・うんと、突っ込んだら負け☆」
「えーじゃあ俺負けてもいいから教えて。」

我ながら意地悪な返答だったかな。
でもドSが困る顔って好きなんだよね。俺もSだし。
それに高ちゃんが困ったら可愛いだろうし?

「・・・//」

ん?響困らない。
俯いてる。つかさっきから太ももを弱い力で何度も叩かれているのだがこれは一体。



「察しろバカ。」

高ちゃんにバカって言われたら口答えできないじゃないか。
察しろって・・・何を?



「もーいいや。

指揮がんばろーな」

「え、ああ、うん。がんばろ」