BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: *一年ノ僕ラノ物語*【BL】 ( No.367 )
日時: 2011/03/28 14:14
名前: つんさど ◆GAcxLZeYnw (ID: rZuUN0S4)

第51話

「えー、冬休み明けたらすぐスキー林間です。もうあと1ヶ月しかありません。
 いつまでも長期休みの気分でいないようにしてください。
 えー、俺もね(以下長すぎるので省略)
 えー、じゃあ3学期も頑張ってください。俺のほうからは以上です。
 他に先生方、何かありますか?」

長い・・・。

4組の生徒は、誰もがそう思っていた。
これも、担任の影響・・・いや、調教によるものだろう。
この学年主任、話が長い。長すぎる。
普通、こういう場合「校長話長ぇよ!!!」なのにな。全く。
校長を見習えって、いい加減。

「他にありませんか?」

分かった、もう無いから!もう予定時間から10分伸びてるんだから!
もう勘弁してあげてよ!

「ありませんね。よし、じゃあ委員長!号令お願いします」
「・・・礼」

ほら、委員長待ちくたびれすぎて元気ないよ!テンション駄々下がりだよ!
つーか啓太!もうちょい頑張れ!

「声が小さい!やり直し!」

あんたはあんたで何言ってんだよ!
なんだこの遠回しな暴力!やめて!もう俺たちの足のライフは0よ!!←

「(ちっ・・・)・・・礼!」

ちょ、啓太!おまいくらなんでも舌打ちは・・・

「もっとちゃんと頭を下げる!こう腰から曲げるようにして・・・」

説明はいいから!どこまで引き伸ばすんだ!どんだけ喋りたいんだ!」

「礼!」

「まだ何人かいるなあ。あと3人!」

知らねえよ!3人くらい見逃してよ!

「礼!」

「違う違う!時間押してるんだから、もっとしっかりやってください!」

うるせえ!この長引かせ大使!
時間押してるって、あんたが最初に準備体操させるのが悪いんだろうが!
今日の集会、俺たち何もせず座ってただけだったじゃんか!

「礼!」
「ありがとうございました!」
「はい、ありがとうございました」

・・・というような感じで、3学期の幕開けです。
以上、ずっと文句言ってるだけだったけど浜田裕介でした。