BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: *一年ノ僕ラノ物語*【BL】 ( No.386 )
日時: 2011/04/10 15:09
名前: つんさど ◆GAcxLZeYnw (ID: IJ2q7Vk/)
プロフ: この学校の名前どうしようかなー。・・・粂沼南中でいっか←

第53話 だいたいこんなだった。

「本日は赤柳バスをご利用いただき、まことにありがとうございます。
 皆さんは粂沼南中学校1年4組ですよね?
 この3日間、皆さんと旅する(以下省略)」

こんなお決まりの台詞なんて、皆当然の如く聞いていなかった。
もちろん俺も、俺の隣のこいつもだ。
ついでに言うと、通路挟んだ隣の奴等も前後座席の奴等も斜め前後の奴等も、
とにかく目に見える範囲の奴等は皆上の空だ。

それもそうだ、だってちょっと話してるうちに粂沼じゃないもん。
隣の南羽に入ってるもん。
つか南羽もそろそろ抜けるもん。
学校出たのが6:20で、今6:50。
・・・そろそろ県から出るよね。あ、あの雪だるま若干溶けてます。


「浜田と星今ヤバいよ、マジ天使だよ由佳里」
「マジか!いいなーその席!天使組よく見えるでしょ」
「そっちは貴族組見やすいだろーが」

・・・前の席、何事?
篠原の病気か?何貴族組って。

まあ、いいや。とりあえず眠い。

「ねー、星ー」
「ちょっと膝かしてよ。眠い。」
「なん・・・だと・・・?」


「・・・。・・・!?」

あ、篠原に見られた。

「・・・・・∑d(´∀`*)」

うっぜw