BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: *一年ノ僕ラノ物語*【BL】 ( No.428 )
日時: 2011/07/02 20:07
名前: つんさど ◆GAcxLZeYnw (ID: RKt4NeeS)
プロフ: そしてぬるりと講習会開始← 知らない人の名前は即興。


第60話



スキー講習開校式みたいなのが始まった。
講師達が次々と紹介されていく。

俺達4班の講師は、周りのオッサンオバサンに比べると大分若い男。24くらい。
思春期真っ盛りの男としては、女性の方が嬉しかったところだ。
そしてそのなんたら式も終わり、現在雪の上で講師とちょっと喋る感じになってる。


「えー、俺はこれから君達4班のスキー講習をする林田です。
 でもなんか 林田 って呼ばれるのアレだから、『りんにい』って呼んでね」


俺達の講師は、どうやらアホで人懐こい性格のようだ。
生徒が言うことでもないが。

「えっと、この班のメンバーは・・・
 は・・・浜田?と、高杉・・・と、成田、高田、桑田、・・・えーとそれから・・・」

「あの、林田さん」
「りんにいとお呼び。」
「・・・りんにい、俺ら、名前の書いてあるゼッケンつけてます」
「ソンナンシラネーヨ!折角全員の顔と名前一致させてきたのに!」
「あ、じゃあ続けて結構です」
「よろしい。

 えーと・・・あと、も、も、森川っ。んで、中原で。でー・・・えと、ひろし!じゃねーや、玉城!」
「ひろしってなんすか!」
「悪い悪い、ちょっと間違ったww」
「変な間違え方しないでくださいよりんにいっ!w」

まさか“玉城”を“ひろし”と間違われる日が来ようとは。
予想だにしなかった展開。いや、そんな頭脳なんて谷底に捨ててきたけども。



とにかく、俺達4班はこうしてスキー講習会を開校した。
とりあえず、りんにいの人柄が分からない。

以上、玉城ひろし・・・あ、間違った。
玉城玲桜でしたw