BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: *一年ノ僕ラノ物語*【BL】 ( No.466 )
- 日時: 2011/08/03 14:22
- 名前: つんさど ◆GAcxLZeYnw (ID: RrZohNJD)
- プロフ: いきぬき(キリッ 本編との関係はあんまり無い
主に安田と高杉と俺(篠原)。
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安「ぬーん・・・」
篠「どしたん、安田」
安「篠原、これあげるよ」
篠「へ?——ちょちょちょ、お前!は、恥ずかしくねえのかそんなことして!」
安「全然?」
篠「わー、いいお返事。つか自分でいけよ」
安「いや、俺はさ。自分の分の飯は絶対残さない主義なんだ」
篠「じゃあ尚更自分で食え!」
安「だから、残さない主義なんだって。だから、最初から食いきれる見込みのないものは食わない」
篠「はぁ?」
安「ほら、俺が食わない分を篠原にあげることで、俺の皿にあった給食たちは残飯とならずに済む」
高「安田あったまいいー」
篠「屁理屈って言うんだよ、それ。つか響!てめえどさくさに紛れて何やってんだよ!」
高「いいじゃん。お前がこの野菜を食べる。だから俺は、お前のデザートを食べる。物々交換!」
篠「ちげえよ強奪って言うんだよ!」
高「食べないの・・・?」
篠「いや、別にヨーグルトくらい持ってったっていいけどさあ・・・」
高「よっしゃ!で、お前は俺の野菜と魚食うと!」
安「ついでに俺のもね」
篠「そっちは良いって言ってねえ!!」
高「いいって言ったようなもんだろー?」
篠「大体お前ら、女子にこういうの頼んで本当、男として恥ずかしくないわけ?」
高「お前男だろ?」
篠「俺の性別は“俺”だ!」
葉「篠原、魚食おうか?」
篠「食って!」
葉「半分ね」
篠「はぁ?」
星「ねえ、篠原。俺のも食ってくんない?」
桐「オレはいいよね、小学生のときから食べてもらってたし」
高「ああ、じゃあ俺のも断る理由はないね!」
篠「お前ら後で一人づつ殴らせろ」
結果、合計5人分の野菜と魚食いました。
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別の日。
安「・・・俺さぁ、自分の好きなものはいっぱい食べて、嫌いなものは全部誰かにあげる奴嫌いなんだよね」
篠「・・・はあ。そうですか」
安「だからさ、俺あいつ嫌い。」
篠「ああ、まあそうでしょうねぇ。まあ、確かに俺もそういう奴嫌いかも」
安「だろ?」
篠「でもさ、安田。」
安「何?」
篠「そういう人種って、まさに高杉じゃん。響のことも嫌いなん?」
安「響のこと嫌いなわけないじゃん!」
篠「でも・・・」
高「篠原ーこれくれ!代わりにこれあげるから!」
篠「え、俺それ苦手なんだけど。」
高「お前なら食える!」
篠「普通に返してこい」
高「そしたらこれ食えねえじゃん」
篠「いいよ、これはあげるから」
安「響、俺のもあげるよ」
高「マジで!安田ありがとう!」
篠「おい待て、俺に礼は」
高「篠原が俺にくれるのは、もう義務だから」
篠「知らん。」
安「・・・でも、何?」
篠「高杉あんなじゃん。」
安「何言ってんだよ、高ちゃんは特別」
篠「そうですか、有難うございました」
安「?」
はい、どっちも俺と安田の席が隣だったときに起きた実話。